ロマン・ポランスキー×99

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ロマン・ポランスキー×99

1999年ヨーロッパ映画賞・功労賞
1993年ヴェネチア国際映画祭 金獅子賞・特別功労賞、経歴賞

1

監督作品

10☞『チャイナタウン2 Chinatown (1974年)ゴールデングローブ賞監督賞
ジャック・ニコルソン337歳
フェイ・ダナウェイ33歳(『俺たちに明日はない』『エビータ』『侍女の物語』『ジャンヌ・ダルク』など)出演。
ロマン・ポランスキーは主人公を脅すギャング役でカメオ出演。
33☞黄昏のチャイナタウンThe two Jacks(拙訳二人のジェイク)4(1990年)『チャイナタウン』の続編で、前作で主演したジャック・ニコルソンが主演・監督を務めました。前作のヒロイン フェイ・ダナウェイは声のみの出演です。
ジェイク・バーマン役(妻の浮気相手を射殺):ハーヴェイ・カイテル
キティ・バーマン役(ジェイク・バーマンの妻) :メグ・ティリー
マーク・ボディーン役(射殺された共同経営者):ジョン・ハケット
リリアン・ボディーン役(マーク・ボディーンの妻):マデリーン・ストウ
以下は前作と同じ役柄の出演者
ジェイク・ギテス役(探偵):ジャック・ニコルソン53歳
エスコバン役(警察幹部):ペリー・ロペス
ラリー・ウォルシュ役(探偵ジェイクの相棒役):ジョー・マンテル
カーン役(前作で死んだイブリン・モーレイの執事役):ジェームズ・ホン

ジャックニコルソンの主な出演映画
34☞1960年『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』The Little Shop of Horrors (ウィルバー・フォース役)
35☞1969年『イージー・ライダー』Easy Rider(ジョージ・ハンソン役)
37☞1970年『ファイブ・イージー・ピーセス』Five Easy Pieces(ロバート・ボビー 役)
38☞19710年『愛の狩人』Carnal Knowledge(ジョナサン・フュルスト役)
39☞1973年『さらば冬のかもめ』The Last Detail(ビリー・バダスキー役)英国アカデミー賞主演男優賞、カンヌ国際映画祭男優賞、全米映画批評家協会賞男優部門、ニューヨーク映画批評家協会賞男優部門
10☞1974年『チャイナタウン』Chinatown(ジェイク・ギテス役)英国アカデミー賞主演男優賞、ゴールデングローブ賞主演男優賞、全米映画批評家協会賞男優部門、ニューヨーク映画批評家協会賞男優部門
41☞1975年『おかしなレディ・キラー』The Fortune(オスカー・サリバン役
42☞1974年『カッコーの巣の上で』One Flew Over the Cuckoo’s Nest(ランドル・パトリック・マクマーフィー役)アカデミー主演男優賞、英国アカデミー賞主演男優賞、ゴールデングローブ主演男優賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー男優賞、全米映画批評家協会賞男優部門、ニューヨーク映画批評家協会賞男優部門
43☞1974年『さすらいの二人』Professione: reporter(デイヴィッド・ロック役)
44☞1976年『ラスト・タイクーン』The Last Tycoon(ブリマー役
45☞1980年『シャイニング』Shining(ジャック・トランス役)
46☞1981年『郵便配達は二度ベルを鳴らす』The Postman Always Rings Twice (フランク・チェンバース役)
47☞1981年『
レッズ』Reds(ユージン・オニール役)英国アカデミー賞助演男優賞、ボストン批評家協会賞助演男優賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー助演男優賞、ニューヨーク映画批評家協会賞男優部門
48☞1983年『愛と追憶の日々』Terms of Endearment(ギャレット・ブリードラヴ 役)アカデミー助演男優賞、ボストン批評家協会賞助演男優賞、ゴールデングローブ賞助演男優賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー助演男優賞、全米映画批評家協会賞男優部門
49☞1985年『女と男の名誉』Prizzi’s Honor(チャーリー役)ボストン批評家協会賞主演男優賞、ゴールデングローブ賞主演男優賞、ニューヨーク映画批評家協会賞男優部門、全米映画批評家協会賞主演男優賞
50☞1986年『心みだれて』Heartburn(マーク・フローマン役)
51☞1987年『イーストウィックの魔女たち』The Witches of Eastwick(デイル役)ロサンゼルス映画批評家協会賞、ニューヨーク映画批評家協会賞男優部門(1987年度の三作品に対して)
52☞1987年『ブロードキャスト・ニュース』Broadcast News(ビル・ロリッシュ役)ニューヨーク映画批評家協会賞男優部門(1987年度の三作品に対して)
53☞1987年『黄昏に燃えて』Ironweed(フランシス・フェラン役) ニューヨーク映画批評家協会賞男優部門(1987年度の三作品に対して)
54☞1989年『バットマン』Batman(ジャック・ネーピア / ジョーカー役)
☞1990年『黄昏のチャイナタウン』The Two Jakes(ジェイク・ギテス役)兼監督
56☞1992年『お気にめすまま』Man Trouble(ハリー役)
57☞1992年『ア・フュー・グッドメン』A Few Good Men(ネイサン・R・ジェセップ大佐 役)シカゴ映画評論家協会賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー
サウスイースタン映画批評家協会賞
58☞1992年『ホッファ』Hoffa(ジミー・ホッファ役)
59☞1994年『ウルフ』Wolf(ウィル・ランダル役)
60☞1995年『クロッシング・ガード』The Crossing Guard(フレディ・ゲイル役)
61☞1996年『マーズ・アタック!』Mars Attacks!(ジェームス・デイル大統領 / アート・ランド役)
62☞1997年『恋愛小説家』As Good as It Gets(メルヴィン・ユドール役)アカデミー主演男優賞、ゴールデングローブ主演男優賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー主演男優賞、アメリカン・コメディ主演男優賞、放送映画批評家協会賞、オンライン映画批評家協会賞、全米映画俳優協会賞
63☞2002年『アバウト・シュミット』About Schmidt(ウォーレン・シュミット役)ゴールデングローブ主演男優賞、放送映画批評家協会賞、ダラス・フォートワース映画批評家協会賞、LA映画批評家協会賞、ワシントンDC映画批評家協会賞
64☞2003年『恋愛適齢期』Something’s Gotta Give(ハリー・サンボーン役)
65☞2006年『ディパーテッド』The Departed(フランシス・フランク・コステロ役)オースティン映画批評家連盟賞、フロリダ映画批評家協会賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー主演男優賞、フェニックス映画批評家協会賞
66☞2007年『最高の人生の見つけ方』The Bucket List(エドワード役)

11☞『テナント/恐怖を借りた男』The Tenant / Le Locataire (1976年)5フランスのサイコホラー映画。ロマン・ポランスキー主演、イザベル・アジャーニ、 ミシェル・ブラン出演。原作はロラン・トポールの小説『幻の下宿人』

33☞幻の下宿人 (1976年)河出文庫,Roland Topor (原名), 榊原 晃三 (翻訳)5つ星のうち5.0/ 2個の評価6

18☞戦場のピアニスト7The Pianist (2002年)アカデミー賞・セザール賞監督賞、カンヌ・パルムドール。
➤ユダヤ系ポーランド人のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの体験記を脚色して映像化。原作はノンフィクション『ある都市の死』(Śmierć miasta)(邦題:『戦場のピアニスト』)シュピルマンを救ったドイツ人将校8はソ連の捕虜となり収容所で死亡したそうです。
➤収容所へ行く列車を待つ広場では主人公の弟がシェイクスピアを読んでいます。『ヴェニスの商人』から以下を引用します。9
“If you pronged us, we don’t bleed.”(わしらを刺したって血を流さん)
“If you tickled us, we don’t laugh.”(くすぐったって笑わん)
“If you poisoned us, We don’t die.”(毒を盛ったって死なん)
” And if you wrong us, shall we not revenge.”(だから嫌がらせをしても仕返しせんだろうというわけか)
  • 19☞オリバー・ツイストOliver Twist (2005年)
  • 20☞それぞれのシネマTo Each His Own Cinema (2007年)
  • 21☞ゴーストライター The Ghost Writer (2010年)ヨーロッパ映画賞 監督賞及び脚本賞、ベルリン国際映画祭銀熊賞
  • 22☞おとなのけんか Carnage (2011年)
  • 23☞毛皮のヴィーナスLa Vénus à la fourrure (2013年)
  • 24☞告白小説、その結末D’après une histoire vraie (2017年)
  • 25☞『アン・オフィサー・アンド・ア・スパイ(私は弾劾する』)J’accuse (2019年)ヴェネツィア国際映画祭 審査員大賞、2020年セザール賞
  • 1993年度 金獅子賞・特別功労賞、経歴賞
  • 1977年ポランスキーは過去に少女淫行により米国で有罪となりましたが、保釈後、欧州に逃亡し出廷しなかったため、米国には戻っていません。
    18歳で『テス』に主演したナスターシャ・キンスキー10とは15歳の頃から性的関係を結んでいたとも言われていたり11、他にも告発があったことなどから、反発する人、団体も少なくありません12

出演作品

シャロン・テート事件

映画『吸血鬼』に出演したシャロン・テート13と1968年に2度目に結婚をしますが、1969年にカルト狂信者チャールズ・マンソンの一味に殺害されました(ポランスキー36歳シャロン26歳)。

シャロン・テート出演作品

事件やチャールズ・マンソンをモチーフにした作品

88☞ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド16 (2019年)– 事件から着想を得た映画。第77回ゴールデングローブ賞 作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、脚本賞、助演男優賞。第92回アカデミー賞 助演男優賞(ブラッド・プット)美術賞。 カンヌ映画祭ハルム・ドッグ賞(ブランディ役:サユリ:アメリカン・ピット・ブルテリア)

レオナルド・ディカプリオ:リック・ダルトン役(モデルはバート・レイノルズ)タランティーノ監督『ジャンゴ繋がれざる者』にも出演。

彼はもう、全盛期を過ぎた。とっくに落ち目だ。少しずつ受け入れないといけない。日々・・・。日々、役に立たなくなる自分を

ブラッド・ピット:クリフ・ブーズ役(モデルはバート・レイノルズのスタントマン)
マーゴット・ロビー:シャロン・テート(映画の中で『サイレンサー第4弾/破壊部隊』を観に行ったり、後に夫が映画化する『テス』の原作を夫にプレゼントします。)
アル・パチーノ
:プロデユーサー、マーヴィン・シュワーズ役
カート・ラッセル:スタントマンコーディネータ役
ダミアン・ルイス(『ウルフ・ホール』ヘンリー8世役):スティーブ・マックイーン役
ラファル・ザビエルチャ:ポランスキー役
マイク・モー:ブルース・リー役
デイモン・ヘリマン:チャールズ・マンソン役
ダコタ・ファニング:マンソン・ファミリーの一人スクイーキー17
クエンティン・タランティーノ(監督):CMの監督役(声のみの出演)
タランティーノ監督の監督の映画を参照したり関連している部分もあります。『イングロリアス・バスターズ』『ジャッキー・ブラウン』『キル・ビル』など。
プレイボーイ・マンション18:ヌード女性のグラビアを売り物にした雑誌PLAY BOYを発刊したヒュー・ヘフナー19が住んだロサンゼルスの邸宅。セレブの集うおしゃれなパーティを度々開催していました20

(サイト内リンク)
レオナルド・ディカプリオ
出演映画『ロミオ+ジュリエット』『タイタニック』
ブラッド・ピット出演映画オーシャンズ』シリーズ(スティ0ブ・マックーン役のダミアン・ルイスも『オーシャンズ8』に出演)、タランティーノ監督『イングロリアス・バスターズ
マーゴット・ロビー出演映画アニー・イン・ザ・ターミナル』『ふたりの女王メアリーとエリザベス
ダコタ・ファニング
出演映画BRIMSTONE

  1. ウィキペディア(日本語)ロマン・ポランスキー
  2. ウィキペディア(日本語)チャイナタウン(映画)
  3. ウィキペディア(日本語)ジャック・ニコルソン
  4. ウィキペディア(日本語)黄昏のチャイナタウン
  5. テナント/恐怖を借りた男 – Wikipedia
  6. Le Locataire chimérique — Wikipédia (wikipedia.org)
  7. ウィキペディア(日本語)戦場のピアニスト
  8. ウィキペディア(日本語)ヴィルム・ホーゼンフェルト
  9. not good but great>「戦場のピアニスト」を見た感想(ネタバレあり)とシェイクスピアの引用
  10. ウィキペディア(日本語)ナスターシャ・キンスキー
  11. Leaming, Barbera Polanski, A Biography: The Filmmaker as Voyeur, New York: Simon and Schuster (1981), p. 155. / Roman Polanski: Wanted and Desired (directed by Marina Zenovich), HBO in 2008.
  12. 性暴行のポランスキー氏が仏セザール賞で最優秀監督賞 著名仏女優らが続々と抗議の退場(小林恭子 | ジャーナリスト)
  13. ウィキペディア(日本語)シャロン・テート
  14. Wikipedia(English)Helter_Skelter_(book)
  15. Wikipedia(English)Helter_Skelter_(1976_film)
  16. ウィキペディア(日本語)ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
  17. Wikipedia(English)Lynette_Fromme
  18. Wikipedia(English)Playboy Mansion
  19. ウィキペディア(日本語)ヒュー・ヘフナー

  20. Boot, William (January 16, 2016). “The Playboy Mansion in the 1970s”. The Daily Beast. Retrieved February 20, 2019.
    Oswald, Anjelica (September 28, 2017). “Playboy Mansion photos: Celebrities who visited Hugh Hefner’s home”. Thisisinsider.com. Retrieved February 20, 2019.
    Stow, Katie (September 29, 2017). “Look Back at Hugh Hefner’s Opulent Life With These Vintage Photographs”.
    Larsen, Peter (September 28, 2017). “Hugh Hefner’s Southern California legacy includes the Playboy Mansion parties, the iconic Hollywood sign, and all that jazz”. New York Daily News. Retrieved February 20, 2019.

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