ベトナムの映画99
ベトナムの映画
- 03☞シクロ (1995フランス・ベトナム・香港)ベトナム系フランス人のトラン・アン・ユン監督。シクロ(輪タク)運転手の青年を主人公としたドラマ映画。香港の俳優トニー・レオンが聾唖のベトナム人ヤクザを演じています。ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞。
01☞青いパパイヤの香り(1993ベトナム・フランス)1951年のサイゴン(現在のホーチミン)1が舞台。トラン・アン・ユン監督(『シクロ』『夏至』『ノルウェイの森』など)のデビュー作。カンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)[1] セザール賞新人監督賞。2
「第三夫人と髪飾り」にも登場する、成長したムイ役のTran Nu Yen Kheは、監督の妻。➤幼い少女ムイが女中として入った家では、7年前に末っ子の幼女トーを亡くした際に戻っていた主人が、大奥様、奥様、三人の息子達を残して再失踪。再婚もせず女手一つで主人を育て、孫娘を亡くした悲しみに閉じこもる大奥様を見守る男性。長兄の友人クォンに対する少女の淡い恋心。少女を苛める少年など、ピアノ曲BGMに乗せて淡々とエピソードが綴られます。
➤主人の治療のお灸は日本製せんねん灸のもぐさ「比叡」。蚊取り線香は金鳥の緑の渦巻き。壁の装飾として日本の着物姿の浮世絵も飾られています。
➤パパイヤは料理に使われ、野菜としての位置づけがわかります。
- 02☞夏至 (2000ベトナム・フランス・ドイツ)ハノイ、ハロン湾が舞台。
☞フェアリー・オブ・キングダム(2016ベトナム)ベトナム版シンデレラ
85☞サイゴン・クチュール(2017ベトナム)英題はThe Tailer(テイラー;仕立屋)。31969年、3年連続でミスサイゴンとなり洋装店を開きたいと願う、代々続くアオザイ店の娘が、なぜか1969年から201年にタイムスリップ。60年代から70年代の流行ファッションと美しいアオザイが堪能できる映画。
「稼いでオシンでも雇えば?」「オシンって何?」「ええっと、何話も続くドラマの主人公」
「古いものばかり見ているのね」(ドラエモンのマンガを見て)
25☞第三夫人と髪飾り(2019ベトナム)4,5
第一夫人 第二夫人を愛し自分の新妻には手を触れない跡継ぎの長男の母。妊娠するが流産。監督の妻Tran Nu Yen Khe(『青いパパイヤの香り』など)が演じています。
第二夫人 跡継ぎの長男と不倫する、姉妹の魅力的な母。
第三夫人 十四歳で嫁いできた、第二夫人にあこがれる、妊娠中の妻。
愛されない長男の幼妻、第夫人の嫁入前の姉娘と無邪気な妹娘、家族に使える乳母など様々な立場の女性がベトナムの地方の風物詩の中で描かれます。
ベトナムを舞台とした外国映画・ベトナムで製作された外国映画
- 81☞愛人/ラマン(1992フランス・イギリス)原作はマルグリット・デュラス。レオン・カーフェイ、ジャンヌ・モロー出演。1929年のフランス領インドシナが舞台。華僑の中国人青年と貧しいフランス人少女の恋。
- 90☞インドシナ (1992フランス)1930年代のフランス領インドシナを舞台にインドシナを深く愛しつつも引き離されていくフランス人女性と、独立運動に身を投じたその養女の人生を描くきます。カトリーヌ・ドヌーヴ主演。
- 87☞トゥモロー・ネバー・ダイ(1997イギリス・アメリカ)ヒアーズ・プロスナン主演007シリーズ。ボンドが敵役に捉えられ、その会社のベトナム・サイゴン支局に送られます。
- 34☞WATARIDORI(2001フランス)渡り鳥を追ったドキュメンタリー
- 72☞中国の植物学者の娘たち(2006フランス・カナダ)性同士の同性愛がテーマ。中国南部・架空の町、湖に浮かぶ孤島の植物園が舞台。同性愛を扱っているため、中国での撮影許可はおりず、ベトナムで撮影されました。
- ザ・プロトジジェ(2021アメリカ)ダナンでも撮影が行われたスリラー映画。
ベトナム戦争を題材にした映画
(サイト内リンク)韓国史映画99>国際市場で会いましょう
リメイク
(サイト内リンク)韓国映画99>☞ベトナムの怪しい彼女
80☞パパとムスメの7日間(2018)日本の同名小説の日本のTVドラマ(2002年)を映画にリメイク。日本では2022年に再度、TVドラマ化。
事故が原因で父と娘の人格が入れ替わり、互いの年代層の社会の中で生活していくさまを描いたハートフルコメディ。
➤父の勤める会社は東京に本社があるDHCという化粧品会社という設定。日本の化粧品会社DHCは2018年からベトナム代理店と提携してショールームや取扱店を拡大してきました。7
☞パパとムスメの7日間 5つ星のうち4.6/ 63個の評価(2007年版テレビドラマ)
舘ひろし、新垣結衣、麻生祐未ほか 香寿たつき、八嶋智人、佐田真由美、高田延彦、大和田伸也、小野寺昭、江守徹、相島一之、田口浩正など出演。
➤日本テレビドラマ(2022年版テレビドラマ)
眞島秀和、羽田美智子、スギちゃんなど出演。
☞パパとムスメの7日間 五十嵐貴久 (著) 5つ星のうち4.5/ 24個の評価(原作小説)
ホーチンミンを舞台としたその他の映画
(サイト内リンク)韓国歴史映画×99>現代韓国>犯罪都市2 THE ROUNDUP
ハノイを舞台としたその他の作品
98☞ベトナムの風に吹かれて(2015)8日本で公開された日本・ベトナム合作映画。ベトナムで働く日本語教師のエッセイ『越後のBaちゃんベトナムへ行く』を原作にフィクションを盛り込んだストーリー。認知症が始まった母を引き取りハノイで暮らす姿を描きます。
松坂慶子、草村礼子、吉川晃司(本人役)、松金よね子、柄本明、奥田瑛二など出演。
☞越後のbaちゃんベトナムへ行く―ラストライフを私と 単行本 – 2007/6/1,小松みゆき (著)5つ星のうち4.5 /3個の評価
26☞THE VOYAGES ベトナム・ハノイ(2019)観光紹介9。
➤ハノイは漢字で”河内”と書きます。1873年にフランスに占領され1887年以降はフランス領インドシナの中心地となりました。1940年に日仏進駐、1945年の日本敗戦時にはベトナム民主共和国(北ベトナム)として独立。1955年からのベトナム戦争を経て1976年に南北ベトナム統一、ベトナム社会主義共和国の主都となりました。
今日は、ホー・チ・ミンさんの誕生日です。
1980年5月19日生まれのホー・チ・ミンは、儒学者の父が出仕していた阮朝の宮廷フエにてフランス語を勉強したのち、世界各国をまわりベトナムの独立運動に力を注ぎ、主席となりました。10。遺体はレーニンに倣ってエンバーミング(永久保存処置)され、ハノイのホー・チ・ミン廟に祀られています11。
➤ハノイ・トレイン・ストリート 1日2回しか電車が通過しないので、生活道路として利用されているインスタ映えスポット。12。
➤ホアルーはベトナム最初の王朝13(960年頃から)の首都がおかれた場所。ハノイから車で1時間
➤タムコックは陸のハロン湾とよばれる世界遺産。14田園を貫く川を、船頭さんが足でこぐボートに乗って観光します。
ハノイから1泊2日で世界遺産ハロン湾を観光するツアーもあります。15
ベトナムを舞台としたその他の作品
ベトナムで製作されたその他の作品
- サイゴンとは – コトバンク (kotobank.jp)
- 青いパパイヤの香り – Wikipedia
- The Tailor (film) – Wikipedia
- 映画『第三夫人と髪飾り』公式サイト|10月11日(金)Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開 (crest-inter.co.jp)
- The Third Wife – Wikipedia
- ソウルガールズ – Wikipedia
- 【ベトナム】DHC、ベトナム企業と代理店販売契約[製造](2019/01/18) | リーダーズオンライン (leaders-online.jp)
- ベトナムの風に吹かれて – Wikipedia
- ハノイ – Wikipedia
- ホー・チ・ミン – Wikipedia
- ホー・チ・ミン廟 – Wikipedia
- ホー・チ・ミン廟 – Wikipedia
- 丁朝 – Wikipedia
- ハノイから行ける世界遺産タムコック!陸のハロン湾と呼ばれる大自然の中で小舟クルーズ!おすすめの絶景スポットと魅力を解説します | ベトナム旅行とベトナム情報・アンコールワット旅行とアンコールワット情報 (tnkjapan.com)
- ハロン湾 – Wikipedia
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