忠臣蔵

忠臣蔵

☞映画『「忠臣蔵」の決算書』(2019年)1「忠臣蔵」の浅野藩がどのように軍資金を利用したか、残された資料を研究した原作を松竹と吉本興業がコメディタッチで映画化。
大石内蔵助:堤真一(討ち入りリーダー)
矢頭長助:岡村隆史(経理リーダー、途中で身代わりとなって死ぬ)
大高源五:濱田岳(俳人になりたい武士。討ち入りに参加するつもりはないが内蔵助に色町に連れて行ってもらう約束をしている)
不破数右衛門:横山裕(討ち入り好戦派の浪人)
堀部安兵衛:荒川良々(江戸詰め主戦派)
菅谷半之丞:妻夫木聡(好戦派)
奥野将監:大地康雄(好戦派)
吉田忠左衛門:西村まさ彦(急進派を説得する内蔵之介の部下、江戸で情報収集にあたる)
原惣右衛門:木村祐一(好戦派)
間瀬久太夫:寺脇康文(好戦派)
大石松之丞:鈴木福(討ち入りに参加する内蔵助の長男)
進藤源四郎:近藤芳正(お家再興派で討ち入りには参加せず)
早川惣介:上島竜兵
戸田権左衛門:板尾創路(赤穂城あけわたしの使者、大垣藩家老。内蔵助に別の家での仕官を勧める)
戸田采女正:滝藤賢一(戸田権左衛門の部下)
りく(理玖):竹内結子(内蔵助の妻)
大野九郎兵衛:西川きよし(特別出演、経理を担当していたが好戦派と対立し出奔)
瑤泉院:石原さとみ(浅野内匠頭の妻、持参金を塩田に貸しつけた回収金で赤穂浪士を支援)
落合与左衛門:笹野高史(瑞泉院の部下)
浅野内匠頭:阿部サダヲ(松の廊下で吉良と刃傷沙汰を起こし討ち入りの原因をつくる賄賂など不正義を許さない性格)
祐海和尚:桂文珍(懐柔工作をたのまれ金を預かるが実際には働いていない僧)
前田屋茂兵衛:村上ショージ(塩田開発の貸付金を返し渋る商人)☞原作『「忠臣蔵」の決算書』(新潮新書)山本博文 (著)5つ星のうち4.1 28個の評価2
☞映画ノベライズ『決算! 忠臣蔵』(新潮文庫)中村義洋 (著), 山本博文 (著)
47RONIN 日本の「忠臣蔵」を題材に、キアヌ・リーブス演じる鬼子(外国人)をヒーローとして描くファンタジー映画。日本から着想されているものの、ファンタジー映画であり、衣装やヘアスタイル、文化・風俗は史実に忠実ではなく、空想上の生き物や魔術が登場するなどイメージが膨らませられています。中国映画などでよくみられるアクション・ファンタジー風のアレンジです。(『グリーン・ディスティニー』『西遊記』など)
アマゾンの評価には時代考証が不正確で点数を挙げているケースもありますが、外国人(アメリカ人)がイメージする武士の時代のデザインは、国外に伝わっている日本に対する一般的な視点に気づかせてくれます。
➤衣装、ヘアスタイルや化粧、建造物は、中国や韓国のイメージも入っているようです。例えば日本人からは北欧三国の差異が一般的に知られていないように、西洋文化圏からは、極東の国々の地域や時代による文化の差異は明確に知られていないことは、たやすく推測されますし、ファンタジーとして誇張されている部分もあります。
➤大名はLoad、将軍はYour highness、字幕ではミカ姫と名前で翻訳されていますが英国の習慣に従ってLady Asano(レディ・アサノ)などと呼びかけられ、英語圏の人々から見た日本の地位のイメージが想像できます。
➤将軍、浅野、大石、吉良など、善側悪側にかかわらず武士は礼儀正しく高潔なふるまいをします。将軍らが盛装して見守る中、白装束で辞世の句をしたためた後、三宝に乗せられた刀をとって切腹し介錯されるシーンは、外国人観客には印象に残る場面でしょう。
➤多くの英国君主が犬と共に暮らしているイメージからの転用か、将軍は日本犬を連れています。
➤天狗は背は低くはありませんが、ヨーダに似た亀のような顔。僧侶の袈裟を着ています。魁(カイ)(キアヌ・リーブス:『マトリックス』『スピード』)。天狗に妖術を教わったハーフの孤児。逃げたところを浅野に拾われ娘のミカを愛する。吉良の策略で浅野が切腹した際に捕らえられ出島のオランダ人に奴隷として売られてしまう。天狗から教わった剣術は大石たちに勝るとも劣らず、出島で大石と斬り合いをした際には互角の実力を見せた。自分を除け者として扱い続けてきた侍には懐疑的だが、世話を受けたミカを救い出すために大石に協力し、自らの故郷とも言える天狗のいる山にて天狗と交渉することで浪人たちの使う刀剣を調達し討ち入りの準備を整える。
ミカ(柴咲コウ)浅野家の姫でカイの恋人。架空の人物。吉良の策略で父が切腹した後、赤穂併呑のため吉良との祝言を迫られるが、父の喪に服すことを理由に1年の猶予を与えられる。
大石内蔵助(真田広之)吉良の陰謀で主君浅野が切腹、ミカを救い吉良を仇討ちするため、打ち首覚悟でカイを出島から救い出す。仇討ちを浅野の墓前に報告したのち将軍の裁きを受け、カイを含めた四十六士(主税を除く)と共に切腹し果てる。
吉良上野介(浅野忠信)赤穂の隣国・長門の主君であり、浪士たちの主君の仇。
妖術を使うミヅキを側室に置き、赤穂を併呑すべく猛獣を放つなど様々な策略を巡らせていた。将軍綱吉が赤穂を訪れていた際に浅野を妖術にかけ吉良へ切りかからせることで浅野を切腹に追い込んだ。ミカとの祝言により赤穂を完全に自分の領地とすべく、それを邪魔するであろう大石たち浪人やカイの抹殺をミヅキに命じる。
ミヅキ(菊地凛子)吉良家に仕える側室。架空の人物。妖術使い。
将軍綱吉(ケイリー=ヒロユキ・タガワ)徳川の将軍にして日本の支配者。
(サイト内リンク)ケリー=ヒロユキ・タガワが出演するTVドラマ
高い城の男1』『高い城の男2』『高い城の男3』『高い城の男4』田上貿易担当大臣役

 

  1. ウィキペディア(日本語)「忠臣蔵」の決算書
  2. ウィキペディア(日本語)「忠臣蔵」の決算書

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