インドの映画12

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02☞メトロポリタンオペラ＞セミラーミデ
紀元前800年頃インド遠征をおこなったアッシリアの女王
03☞メトロポリタンオペラ＞ビゼーのオペラ＞真珠とり
04☞メトロポリタンオペラ＞シュトラウスのオペラ＞ばらの騎士
元帥夫人はインド風のターバンを巻いた小姓を連れている演出
01☞ヴィクトリア女王最期の秘密（2017）
ヴィクトリア女王（1819-1901）晩年のお気に入りのインド人侍従との交流を描いた映画

10☞RRR（2022）1920年のイギリス領インド帝国。主題歌「ナートゥ・ナートゥ」¹がグローブ賞主題歌賞。アカデミー賞歌曲賞。
実在の独立運動指導者コムラム・ビームとアッルーリ・シータラーマ・ラージュをモデルにしたフィクション。

ラーマ王子とシータ妃か

『ラーマーヤナ』はラーマ王子が、さらわれたシータ姫²を取り戻す物語。スタジオジブリの『天空の城ラピュタ³』のヒロインはシータ姫がモデルとなっています。

12☞天空の城ラピュタ 宮崎駿 (監督) 5つ星のうち4.7/ 1,475個の評価

11☞Naatu Naatu Full Video Song (Telugu) | RRR Songs | NTR, Ram Charan | MM Keeravaani | SS Rajamouli　Lahari Music Telugu – TSeries

（サイト内リンク）05☞メトロポリタンオペラ＞Satyagraha
非暴力による植民地抵抗運動を行ったガンジー（1869-1941）⁴を題材にしたオペラ

06☞ガンジー⁵（1982年）ガンジーの半生を描きます。休憩をはさんで3時間以上にわたる長編映画ですが、インドで上映されることも鑑み、長編が多いと言われるインド映画にあわせたのかもしれません。ただ、2018年にはインド映画の長さは平均して2時間超程度という調査もあります⁶。
アカデミー賞受賞：作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞、撮影賞、美術監督・装置賞、衣装デザイン賞、編集賞。
ゴールデングローブ賞受賞：外国映画賞、監督賞、ドラマ部門男優賞、脚本賞、新人賞。
リチャード・アッテンボロー監督⁷（『コーラスライン』監督、『ハムレット』(1996年)英国大使役『エリザベス』(1998年)セシル役など）
ガンジー役ベン・キングズレー⁸（ロマン・ポランスキー監督『オリバー』フェイギン役など）はインド人の血をひいています。
デイエル・デイ＝ルイス⁹（『眺めのいい部屋』『NINE』『リンカーン』アカデミー賞主演男優賞・ゴールデングローブ賞主演男優賞など）出演。
➤アムリットサル事件¹⁰インドでイギリスへの抗議運動が広がる中、イギリス軍が女性や子供を含めた集会参加者に向かって発砲し、1500人以上の犠牲者が出ました。¹¹
➤第二次世界大戦ヒトラーと闘うイギリスは国力が落ち、インドの独立運動を強力に制圧することはできませんでした。
➤ジンナー¹²モスリムのインド人の政治家。宗教の垣根を超えようとするガンディーとは異なった政治的信条を持ち、モスリム国家としてパキスタンの独立運動を行い、初代パキスタン首相となりました。
➤市民的不服従¹³

不服従者は何があっても怒らないこと。
相手の怒りは我慢すること。
そのせいで暴行を受けることがあっても抵抗せず、仕返しもしないこと。どれほど殴られたり虐められたりしようが、怒りのもとでおこなわれた命令には決して従わないこと。
当局から逮捕されそうになったら、文句を言わず逮捕されること。たとえば当局が自分の財産を押収しようとしても抵抗せず、当局のするにまかせること。
他人の財産を預けられているときには、決してそれを当局に引き渡さないこと。そのせいで命を失うことになっても、絶対に反撃しないこと。
悪口を言ったり罵ったりしてもいけない。
したがって相手を侮辱してはいけない。隠語や新造語のたぐいでもいけない。
イギリス国旗には敬礼しない。けれども国旗や英・印の役人に対して侮辱することもしてはいけない。
闘争の最中に役人が侮辱されたり暴力を加えられることがあったら、命を賭けてその役人を守ること。

07☞英国総督　最後の家¹⁴（2017年）最後の英国総督マウント・バッテン卿（1900-1979）¹⁵一家の着任から、インド・パキスタン分離独立の決定「マウンドバッテン裁定」の社会情勢を、総督邸で働くヒンドゥー教徒とイスラム教徒のインド人カップルの恋愛を交えて描きます。マウント・バッテン卿の参謀イスメイ卿¹⁶をマイケル・ガンボン¹⁷（『カルテット！人生のオペラハウス』『ヴィクトリア女王最期の秘密』など）が演じています。音楽はＡ・Ｒ・ラフマー¹⁸（『スラムドッグ＄ミリオネア』でゴールデングローブ賞作曲賞、アカデミー賞作曲賞・歌曲賞）
➤マウント・バッテン卿の妻エドウィナは、結婚した頃相続により現代の金額に換算して100億円もの資産を持っていたそうです。結婚してからも多数の愛人がおり、中には夫とも家族のようにつきあう者もあったそうで、娘のパメラは後年著書で母について“a man eater（男喰い）”と書いています。その著書にはインドのネール首相と“プラトニックに”愛し合っていたことも書かれていますが、パメラの幼少時代はその時々の愛人と世界を飛び回っている母が母親らしいことをしているのを見たことがないとも、書いています。
➤ガンディーは、国民議会が独立後の統一インド初代首相をモスリムのジンナーにすれば、宗教の垣根を越えた統一インドを内外に示せるとも考えていましたが、イギリス人のマウントバッテン卿が「国を分離するよりムスリムに渡すと？」といぶかしがります。道理より強いものは「愛ね」とエドウィナは理解します。
➤夫婦、恋人、インド人とイギリス人、ヒンドゥー教徒とイスラム教徒、ネールとジンナー、理想論と現実論、あらゆる対比を同時に描きます。
➤30日以内にどちらの国籍を選ぶか決めなければならない人々。30日以内に所属も、所有権も全てインド80％パキスタン20％に分けねばなりません。図書館の本は作者で分けるのか？題名でわけるのか？アルファベットでわけるのか？Ａ～Ｓまで？Ａ～Ｒまで？食材の仕入れは？カラトリーのように同じものが多く揃っている場合はいいけれど、ひとつしかない場合は？