イギリスの歴史小説家Philippa Gregoryの視点99
1453年、共に17歳の 教皇の密命を受けた少年と、結婚が嫌で家出してきた少女が、信頼できる従者と共に様々なキリスト教国への旅をはじめます。
『Changeling』 (2012),
『Stormbringers』 (2013),
『Fools’ Gold』 (2014) ,
『Dark Tracks』 (2018)
06☞(サイト内リンク)
『白薔薇の女王 White Queen』フィリッパ・グレゴリー Philippa Gregory
エドワード4世の妃エリザベス・グッドヴィルの視点による薔薇戦争
ヘンリー7世の母マーガレット・ボーフォードの視点による薔薇戦争
09☞『The Kingmaker’s Daughter』3 (The Plantagenet and Tudor Novels, English Edition) 2012
ウォリック伯の娘、リチャード3世の妃アン・ネヴィルの視点による薔薇戦争
10☞『The White Queen』 42013 BBC Drama / James Kent (監督), Rebecca Ferguson (出演), Amanda Hale (出演)
白薔薇の女王(The White Queen), The Red Queen, and The Kingmaker’s Daughterの3作が原作のTVドラマ。
11☞『The Women of the Cousins’ War: The Duchess, the Queen, and the King’s Mother (侯爵夫人、王妃、王母) Philippa Gregory (著), David Baldwin (著), Michael Jones (著)』(Kindle版1455円)2011
同じ内容と考えられるものが、The Real White Queen And Her Rivals(真実の白の女王と彼女のライバル達)という副題で出版されています(Kindle版861円)が、著者の公式サイトには掲載されていないので、現在は改訂版のみしか出版されていないのかもしれません。
ジャケッタ・リュクサンブール、エリザベス・グッドウィル、マーガレット・ボーフォートについて、フィリッパ・グレゴリーが歴史家 David Baldwin 及び Michael K. Jonesと共に史実を紹介しているノン・フィクションです。 5。
エドワ-ド4世とエリザベス・グッドウィルの娘にして、後にヘンリー7世妃、ヘンリー8世母となるエリザベス・オブ・ヨークの視点による薔薇戦争
88☞『The White Princess』 6 (The Plantagenet and Tudor Novels, English Edition) 2013
13☞『The White Princess』7 2017 米国TVシリーズ82013年にBBCで放送された『ホワイト・クイーン 白薔薇の女王』の続編ですが、キャストはセシリー公爵夫人(キャロライン・グッロドール演)を除いて一新されてます。カスティーリャ女王イサベル役でロッシ・デ・パルマが出演。2019年には、本作のスピンオフとなる『スパニッシュ・プリンセス キャサリン・オブ・アラゴン物語』が放送されました。
第1話 “ベッドの中の敵””In Bed With The Enemy”
子の無かったリチャード3世は病弱の妻亡き後にエリザベス・オブ・ヨークと結婚するつもりであったとの噂がありました。このドラマでは、リチャート3世とエリザベスが相思相愛であった設定としています。
第2話”感情と理性””Hearts and Minds”
15☞『The Constant Princess』 9 (English Edition) 2005
キャサリン・オブ・アラゴンの物語
16☞『The King’s Curse』 10 (The Plantagenet and Tudor Novels) (English Edition) 2014
キャサリン・オブ・アラゴンの娘メアリー王女のガヴァネス(家庭教師)となったプランタジネット系の末裔マーガレット・ポールの視点で語られるヘンリー8世の宮廷
17☞『Spanish Princess』 11
上記2作を原作としたTVシリーズ 2019
ヘンリー8世の妹(姉)でスコットランド王妃となったマーガレット・チューダーの視点で、ヘンリー8世の最初の妃キャサリン・オブ・アラゴンと、ヘンリー8世の妹でフランス王妃となったメアリー・チューダーを描いています。
凛々しい王妃の生きざまというよりも、14歳で嫁いだ若い女性の目線で、恋や誇りや共感だけでなく自慢妬み嫉妬も交えた3王妃の手紙のやりとりから、初期チューダー王朝およびスコットランド王室を描いています。
19☞(サイト内リンク)『ブーリン家の姉妹』
『ブーリン家の姉妹 The Other Boleyn Girl』 13 2001 集英社文庫 加藤洋子訳 上巻、下巻
ヘンリー8世の2番目の妃アン・ブーリンの姉(妹ともいわれる)メアリー・ブーリンの視点で宮廷を描きます。
『ブーリン家の姉妹 (テレビ映画)』 – 2003年BBC制作のテレビ映画。
ジョディ・メイがアンを、ナターシャ・マケルホーンがメアリーを演じました。
『ブーリン家の姉妹 (映画)』 – 2008年公開のイギリス映画。
ナタリー・ポートマンがアンを、スカーレット・ヨハンソンがメアリーを演じました。
1535年頃(アン・ブーリンが王妃だったころ)を時代背景にひとりの女性が運命に翻弄されながら力強く生きていく様子を描いています。
ヘンリー8世の4番目の妃アン・オブ・クレーヴス、5番目の妃キャサリン・ハワード、アン・ブーリンの兄(弟)ジョージ・ブーリンの妻ジェーン・ブーリン、3人の視点で交互に時に宮廷を描きます。ジョージ・ブーリンは妻ジェーンの証言でアンと共に処刑されましたが、後年ジェーンはアン・オブ・クレーヴスおよびキャサリン・ブーリンの侍女となります。
著者参考文献
24☞『The house of Tudor』アリソン・プローデン1976
51☞『The Tudor Tragedy, The Life and Times of Catherine Howard』レーシー・ボールドウィン・スミス1961
52☞『Pelian History of Ingland: Tuder England』S・T・バインドフ1993
53☞『Anne Boleyn』マリー・ルイーズ・ブルース1972
54☞『Birth, Marriage and Deth, Ritual, Religions and the Life-cycle in Tuder and Stuart England』デヴィット・クレシー1977
55☞『A New Historical Geography of England before 1600』H・C・ダービー1976
56☞『Katharine Howard, A tudor Conspriacy』ジョアンナ・デニー2025
57☞『England under the Tudors』G・R・エルトン1955
58☞『Tudor Rebellions』アンソニー・フレッチャー1968
59☞『Tudor England』ジョン・ガイ1988
60☞『Sex in Elizabethan England』アラン・ハインズ1997
61☞『The last Days of Henry Ⅷ』ロバート・ハッチソン2005
62☞『Divorced, Beheaded, Survived, A Feminist Reinterpretation of the Wives if Henry Ⅷ』カレン・リンゼイ1995
63☞『The Tudor Court』デヴィッド・ローズ1986
64☞『HenryⅧ and His Queens』デヴィッド・ローズ2000
65☞『Oxford History of England: The Earlier Tudors』J・D・マッキー1952
66☞『The Youth of Henry Ⅷ』フランク・アーサー・マンビー1913
68☞『Tudor Women: Queens and Commoners』アリソン・プローデン1998
69☞『Henry Ⅷ and the Reformation in England』キース・ランデル1993
70☞『The Dukes of Norfork』ジョン・マーティン・ロビンソン1982
71☞『Who’s Who in Tudor England』C・R・Nルース1990
72☞『Yale English Monarchs: HenryⅧ』J・J・スカリスブリック1997
74☞『HenryⅧ : A European Court in England』デヴィッド・スターキー1991
73☞『The Reign of Henry Ⅷ』デヴィッド・スターキー1985
75☞『Six Wives : The Queens of Henry Ⅷ』デヴィッド・スターキー2003
76☞『The Elizabethan World Picture』E・M・W・ティリヤード1943
77☞『Elizabathan Magic』ロバート・ターナー1989
78☞リーサ・M・ワーニック『The Rise and Fall of Anne Boleyn』1991,『The Marrying of Anne of Cleves』2000
81☞アリソン・ウェア『The Six Wives of HenryⅧ』1997,『HenryⅧ : King and Court』2002
82☞『Sixteenth-Century England』ジョイス・ユイングス1991翻訳者紹介文献
83☞『英国の貴族 遅れてきた侯爵』森 護 2012ちくま文庫
85☞『王妃の闘い ヘンリー8世と6人の妻たち』ダイクストラ好子 2001未知谷
メアリー女王、エリザベス女王に仕える女道化師からの視点で、この時代の宮廷を描きます。14☞『A Social History of the Fool』サンドラ・ビリングトン1984
21☞『A History of the Marranos』セシル・ロス, The Jewish Publication of America, Philadelphia, USA,1932
22☞『The Fool: His social and literary history』イニッド・ウェルスフォード1935
33☞『The Philosopher’s Stone, A quest for the secrets of alchemy』ピーヤー・マーシャル2001
36☞『Calais,Ville d’histoire et tourisme』レイモンド・フォンテーヌ2002
38☞『The Double Life of Doctor Lopez』ドミニク・グリーン2003
42☞『Walking the Walls,Historic Town Defenes in Kwnt, Cote d’Opale and West Flanders』ブラガード、フィリップ、ターモート、ジョハン、ウィリアムズ、ジョン編集、Kent Country Council,1999
43☞『A History of Court Fools』ジョン・ドーラン1858
84☞『The Occult Philosophy in the Elizabethan Age』1979
86☞『The Queen’s Conjuror』ベンジャミン・ウーリー2001
28☞『ブーリン家の姉妹3 宮廷の愛人The Virgin’s Lover』 (集英社文庫 高里ひろ訳)15 2004 上巻、下巻
エリザベス1世の即位からエイミー・ダドリーの死去までを、この筆者には珍しく3人称で、女王と恋人のダドリーを中心に4人の人物を追いながら描きます。
◆若い女性として慣れない政治と道ならぬ恋に苦悩するエリザベス1世女王
◆独身女王補佐として弱体化したイングランドの建て直しに苦悩する秘書セシル
◆女王の幼馴染で、反逆者として処刑された父、祖父を持つロバード・ダドリー
◆ロバード・ダドリーの不遇時代に結婚し、夫ダドリーとの愛に執着する妻エイミー
著者紹介文献
02☞『The Virgin Queen』クリストファー・ヒバート, Penguin, 1992
03☞『The Courtships of Queen Elizabeth』マーティン・A・S・ヒューム1898
04☞『Amye Robsart』キャノン・ジャクソン牧師1882
07☞『Elizabeth and Leicester』エリザベス・ジェンキンス, Collancz, 1961
12☞『Big Chief Elizabeth』ガイルズ・ミルトン, Hodder and Stoughton, 2000
20☞『Queen Elizabeth』J・E・ニール1934
24☞アリソン・ブローデン, Sutton『Tudor Women: Queens and Commoners』1998、『Elizabeth : Marriage with my Kingdom』1999、『The Young Elizabeth』1999
27☞『Elizabeth’s London』リーザ・ピカード, Widenfeld and Nicholson, 2003
29☞『An Inquiry concerning the death amy Robsart』T・J・ペティグルー1859
42☞『Mr Secretary Cecil and Queen Elizabeth』コンヤーズ・リード,Cape,1955
43☞『ElizabethⅠ』ジャスパー・リドリー, Constable, 1987
45☞『The murder of Amy Robsart, A brief for the Prosecution』ウォルター・ライ1885
46☞『Who kill Amy Robsart?』フィリップ・シドニー1901
47☞『ElizabathⅠ』アン・サマーセット, Weidenfield and Nicholson, 1997
48☞『Elizabeth』デヴィッド・スターキー, Vintage, 2001
49☞『The Cult of Elizabeth』ロイ・ストロング, Pimlico, 1999
50☞『Elizabeth and Leicester』ミルトン・ウォルドマン1944
54☞『Birth, Marriage and Deth, Ritual, Religions and the Life-cycle in Tuder and Stuart England』デヴィット・クレシー1977
55☞『A New Historical Geography of England before 1600』H・C・ダービー1976
59☞『Tudor England』ジョン・ガイ1988
60☞『Sex in Elizabethan England』アラン・ハインズ1997
63☞『The Tudor Court』デヴィッド・ローズ1986
67☞アリソン・ウェア,Pimlico,『Children of England』1997, 『Elizabeth the Queen』1999
77☞『Elizabathan Magic』ロバート・ターナー1989
79☞『Sweet Robin, a biography of Robert Dudley, Earl of Leicester, 1533-1588』デリク・A・ウィルソン, Hamish Hamilton, 1981
80☞『Amy Robsart, wife of Robert Dudley, 1532-1560』スーザン・ヤクスリー, Larks Press, 1996
87☞『Amye Robsart and the Earl of Leicester』ジョージ・アドラード1870
☞『An Historical Account of Cumnor Place』A・D・バートレット1850
89☞『New Worlds,Lost Worlds: The rule of the Tuders 1485-1603』スーザン・ブリッジェン,Penguin,2000
90☞『Palaces and Parks of Richmond and Kew』ジョン・クラーク1995
91☞『Monarchy and Matrimony ; The Courtships of ElizabethⅠ』スーザン・ドーラン,Routledge,1996
92☞『Elizabeth and Mary, Cousins, Rivals, Queens』ジェーン・ダン,HarperCollins, 2003
93☞『An Elizabethan Progress』ジラ・ドーヴィ, Sutton, 1996
94☞『Palaces and Progresses of Elizabeth Ⅰ』イアン・ダンロップ,Cape,1962
95☞『St Michael’s Church, Cumnor, A Gude』R.J.W.エヴァンズ2003
96☞『Amy Robsart of Wymondham』サー・バートル・フレア1937
97☞『An Elizabethan Enigma』フランシス・グリアソン1960
98☞アラン・ヘインズ著『The White Bear : Robert Dudley, the Elizabethan Earl of Leicester』 Peter Owen, 1987、『Invisible Power: The Elizabethan Secret Services 1570-1603』 Sutton, 1992
99☞『Dissing Elizabeth, negative representations of Gloriana』ジュリア・M・ウォーカー編, Press, 1998
30☞『The Last Tudor』 16 (The Plantagenet and Tudor Novels) (English Edition) 2017
わずか9日間イングランドの女王として即位したジェーン・グレイ、その妹のキャサリンとメアリーの3人の人生を順に描いた三部作です。
31☞『The Other Queen』 17(English Edition) 2015
スコットランド女王メアリー・スチュアートおよび彼女の監視役であるシュルズベリー伯夫妻の3人それぞれの視点で幽閉中のメアリ女王を語ります。
『Earthly Joys』 (English Edition) 1998
庭師John Tradescant(父)18の視点で、当時の王室や上流階級を描きます。
『Virgin Earth』(English Edition) 1999
庭師John Tradescant(息子) 19の視点で、清教徒革命時代のイギリスを描きます。
フィリッパ・グレゴリーの新シリーズ。17世紀、清教徒革命が起こったチャールズ1世王20の時代を舞台に、Ridelandsと呼ばれるイギリス南部で2人の子供を抱えた27歳の女性が力強く生きる物語。
『A Respectable Trade』 21 1995
『A Respectable Trade』1998年にイギリスのBBCで、1999年にアメリカのTBSでTVシリーズが放映されました。
『The Little House』 22(English Edition) 1996
『The Little House』2010 イギリスのTXTV制作のテレビドラマ
『Zelda’s Cut』2001、
『Perfectly Correct』1992、
『Alice Hartley‘s Happiness』 1992
『Bread and Chocolate』2002子供向け
『A Pirate Story』
『Diggory and the Boa Conductor』
『The Little Pet Dragon』
『Princess Florizella』
『Princess Florizella and the Giant』
『Princess Florizella and the Wolves』
- Wikipedia(English)The Lady of the Rivers
- Wikipedia(English)The_Red_Queen_(Gregory_novel)
- Wikipedia(English)The_Kingmake’s_Daughter
- Wikipedia(English)hhe_White_Queen_(miniseries)
- Wikipedia(English)The_Women_of_the_Cousins’_War
- Wikipedia(English)The_White_Princess
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- ホワイト・プリンセス エリザベス・オブ・ヨーク物語 – Wikipedia
- Wikipedia(English)The_Constant_Princess
- Wikipedia(English)The_King’s_Curse
- Wikipedia(English)hThe_Spanish_Princess
- Wikipedia(English)Three_Sisters,_Three_Queens
- Wikipedia(English)The_Other_Boleyn_Girl
- Wikipedia(English)The_Taming_of_the_Queen
- Wikipedia(English)The Virgin’s Lover
- Wikipedia(English)The Last Tuder
- Wikipedia(English)The_Other_Queen
- Wikipedia(English)John_Tradescant_the_Elder
- Wikipedia(English)John_Tradescant_the_Younger
- ウィキペディア(日本語)チャールズ1世(イングランド王)
- Wikipedia(English)A Respsctable Trade
- Wikipedia(English)The Little House
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