KPIとKGI

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KGIとKPI
SMART

KGIとKPI

KGIは、Key Goal Indicatorで　ゴール(最終目標）の指標をあらわし、
KPIは、Key Performance Indiatorで、パフォーマンス（成果、実績）の指標を表します。いわばKGIに到達するまでの途中指標、部分指標がKPIと言えます。

例えば、今期の利益目標（KGI）に対し、営業部門では売上増の目標（KPI）を設定したり、総務部では経費削減の目標（KPI）を設定したりします。

KGIは日本語では「重要目標達成指標」などと翻訳され、組織全体の戦略目標を示し¹、KPIは「重要業績評価指標」などと翻訳され、具体的な施策に対する目標と言えます。KGIを戦略目標、KPIを戦術目標と表現するケースもあります²。一般的には自分のできる範囲の目標としてKPIを意識することが多いようです。

SMART

KGIやKPIに関連する目標設定には「SMARTの法則」という手法が使われることがあります³。目標を設定するための５つの成功要因の単語の頭文字を組み合わせれ「スマート」と読み、これらをチェックリストにしながら目標設定するとよいと言われます。

Specific（明確性）
Measurable（計量性）
Achievable（達成可能性）
Result-oriented or Relevant（結果指向または関連性）
Time-bound（期限）　　　　　　　　　　　ウィキペディア（日本語）重要業績評価指標より

例えば、単に「やせる！」という目標設定より、

(R)結婚式に着るおしゃれな洋服に体を合わせるために（S)毎週土曜日に５キロのランニングをして（T)３ケ月後の結婚式のある前日の夜までに（M)本日より（A)３キロ体重を落とす。

という表現の方がモチベーションが保ちやすく成功しやすい目標設定なるというわけです。

説によって下記のようないくつかのバリエーションがあります⁴^,⁵^,⁶。

（A）Attainable：目標に到達できるか、Agreed upon：同意は取れているか、Action-oriented：行動を促せるか
（R）Realistic：現実的な目標であるか、Reasonable：合理的な目標であるか、Rewarding：やりがいのある目標設定になっているか

SMARTを活用した行動プロセスとして、シドニ大学のアンソニー・グラント博士は目標統合モデルを提唱しています。⁷