『ラッカー奇想博覧会』ルーディ・ラッカー

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『ラッカー奇想博覧会』ルーディ・ラッカー

ラッカー奇想博覧会 (ハヤカワ文庫SF) 1995/7/1 Rudy Rucker (原著), 黒丸 尚 (翻訳)5つ星のうち4.0/2個の評価

ルーディ・ラッカー1(Rudy Rucker, 1946年3月22日 – )数学の博士号を持つSF作家。 哲学者のヘーゲルの5世孫。

日本訪問記を収録

Trip to Japan,1990 1990年日本の旅

空港からのドライブの途中、右手に千葉市が見えた。左手にはモーテルらしき建物。側面の壁は傾斜して、両岸をびっしりビルの列でかためられた、東京湾へとつづく運河のへりに直接つながっている。『ニューロマンサー』を思い出した。

ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF) ウィリアム ギブスン (著), 黒丸 尚 (翻訳) 5つ星のうち4.2/ 202個の評価。
1984年のネビュラ賞とフィリップ・K・ディック賞、1985年のヒューゴー賞を受賞。1舞台は電脳都市“チバ・シティ”から始まり、“ヤクザ”や“ザイバツ”など、日本をイメージする要素が登場します。
“ポカリ・スエット”を飲んだ。ポカリとは何者で、なんでまたそいつの汗を飲まされるのやら。
ポカリは、明るくさわやかな響きを持つ言葉としてつけたもので、特別な意味はないそう。1
日本には実用に耐える住居表示システムが事実上存在しない。番地はその家が建築された順番に振られていくし、通りの大部分には最初からまったく名前がついていない。このシステムがうまくいくのは、蟻の視点に立った場合だけ。途中で出会った別の蟻と触覚を触れ合わせ、必要な情報を相手から受けとりながら移動する。いまどこにいるのか、どうすれば目的地にたどりつけるのかをたづねつづけるだけで、答えが得られる。まず地図を手に入れ自分の座標を特定してから、だれの助けもかりず独力でゴールまでの経路を計算する西欧流のやる気満々のアプローチとは正反対。(抜粋)

Artificial Life in Japan 日本のアーティフィシャル・ライフ

(サンリオ・ピューロランドにて)
ほんとに奇妙なのは、わたしの知るかぎり、ハローキティのアニメもコミックブックもこの世に存在しないこと。ハローキティはスマイルマークとおなじ、たんなるアイコンなのである。

ルーディ・ラッカーのその他の作品

ソフトウェア (ハヤカワ文庫SF) 1989/10/1 ルーディ ラッカー (著), 黒丸 尚 (翻訳)5つ星のうち4.2/6個の評価

ウェットウェア (ハヤカワ文庫SF)  1989/11/1 ルーディ ラッカー (著), 黒丸 尚 (翻訳)5つ星のうち4.4 /9個の評価

ホワイト・ライト (ハヤカワ文庫SF)  1992/5/1 , Rudy Rucker (原著), 黒丸 尚 (翻訳)5つ星のうち4.2/ 3個の評価

セックス・スフィア (ハヤカワ文庫SF) 1992/6/1, Rudy Rucker (原著), 大森 望 (翻訳)5つ星のうち3.3 /4個の評価

思考の道具箱―数学的リアリティの五つのレベル 単行本 – 1993/3/1 ルーディ・ラッカー (著), 金子 務 (監訳), 大槻 有紀子 (翻訳), 竹沢攻一 (翻訳), 村松俊彦 (翻訳)5つ星のうち4.7 /6個の評価

ルーディ・ラッカーの人工生命研究室on Windows 単行本 – 1996/3/1, Rudy Rucker (原著), 日暮 雅通 (翻訳), 山田 和子 (翻訳)5つ星のうち3.0 /1個の評価

時空ドーナツ (ハヤカワ文庫SF) 1998/10/1, Rudy Rucker (原著), 大森 望 (翻訳)5つ星のうち4.7/ 2個の評価

フリーウェア (ハヤカワ文庫SF) 2002/3/1, Rudy Rucker (原著), 大森 望 (翻訳)5つ星のうち4.5/ 9個の評価

  1. ウィキペディア(日本語版)ルーディ・ラッカー

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