現代の源氏物語×99

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現代の源氏物語×99

(リンク)ウィキペディア(日本語)源氏物語

歴史的注釈書(古注釈)

(リンク)『源氏物語』の注釈書の中でも、特に明治時代以前までの古注釈
古注」『源氏釈』から『河海抄』まで
旧注」『花鳥余情』から『湖月抄』まで
新注」それ以後江戸時代末まで[104]

現代語訳

与謝野晶子

与謝野晶子は生涯に3度現代語訳を試みました。1,2

 

02☞1度目の翻訳は、与謝野夫妻の支援者であった実業家(小説家でもある)の小林政治の依頼により、100か月で完成させることを目標に始められたものである。1912年2月から1913年11月にかけて、『新訳源氏物語(上、中、下一、下二巻)』として金尾文淵堂から出版され、1914年12月に4冊ものの縮刷版が刊行されている。これは全文の翻訳ではなくダイジェストであるが、通常、これが『源氏物語』の最初の現代語訳であるとされている。この最初の翻訳には晶子の夫・与謝野鉄幹の手も入っているとする見解もあります[108]

03☞『新新訳源氏物語』として翻訳を試みた(2回目)が、「宇治十帖の前まで終わっていた」とされます[109]。このときの原稿は、1923年9月の関東大震災(大正関東地震)により文化学院に預けてあった原稿がすべて焼失したため、世に出ることはありませんでした。

04☞現在、通常流布しているのは晩年の1938年10月から1939年9月にかけて『新新訳源氏物語(第一巻から第六巻まで)』として金尾文淵堂から出版された3度目のもので、「決定版」といわれます。また、各帖の冒頭に自身の和歌を加えているます[110]

谷崎潤一郎

 3 谷崎潤一郎も生涯に3度現代語訳を試みました。

01☞最初は『源氏物語湖月抄』本文を元に、国文学者山田孝雄の校閲を受けながら進められ、1939年から1941年にかけ『潤一郎訳源氏物語』全26巻が、中央公論社で刊行されました。当時の社会情勢から、中宮の密通に関わる部分など皇室に関した部分は何か所か削除されています。

05☞2度目は上記の削除部分を復活するとともに、全編にわたり言葉使いを読みやすく改訂し1951年から1954年12月にかけ、『潤一郎新訳 源氏物語』全12巻で刊行されました。

『潤一郎訳』は谷崎の意向が大きく反映され、『潤一郎新訳』は原文を尊重し省略なしの完訳であることが特徴[111]

06☞3度目は中央公論社版『日本の文学』収録『潤一郎新々訳 源氏物語』全10巻。口述筆記のせいもあり、新仮名遣いになっている。与謝野晶子訳とは対照的に、原文の文体を生かしつつやや古風な訳文となっています。

窪田空穂

07☞『現代語訳源氏物語』改造社全8冊

円地文子

08☞玉上琢弥、犬養廉、清水好子竹西寛子阿部光子などの協力を得ながら、1972年から1973年にかけ全10巻で新潮社から刊行。さまざまな箇所に原文にはないまったく創造的な加筆が特徴のひとつ。
09☞円地は1975年5月に公演された歌舞伎『源氏物語葵の巻』の台本も手がけています。
10☞現代語訳の過程で生まれたエッセイ『源氏物語私見』(新潮社)
11☞『なまみこ物語』(講談社文芸文庫
12☞『源氏物語の世界・京都』(平凡社)
13☞『源氏物語のヒロインたち』(1987年)

田辺聖子

14☞『新源氏物語』として『週刊朝日』で連載されたあと、15巻で新潮社から刊行。4原文の巻序に従っておらず全体の構成を入れ替えており、「空蝉の巻」から始まっていることや、原文の中で登場人物たちが和歌で伝えようとしていることを通常の会話文に直しているなど原文を大幅に直している部分があるため、「単なる現代語訳」ではなく「翻案作品」であるとされることもあります。
15☞『源氏紙風船』(新潮社)
16☞『私本・源氏物語』(文春文庫)
17☞岡田嘉夫の絵を豊富に配して光源氏10話・薫2話が編まれた「源氏たまゆら」(講談社文庫)

橋本治

18☞『窯変 源氏物語』(中公文庫)に収録された。橋本はこの作品を「紫式部の書いた『源氏物語』に想を得て、新たに書き上げた、原作に極力忠実であろうとする一つの創作、一つの個人的解釈である」としています。
19☞『源氏供養』のタイトルでの関連エッセイ。

瀬戸内寂聴

20☞現代語訳(講談社文庫)
21☞女性の視点から描いた翻案作品『女人源氏物語』(集英社文庫)
22☞『わたしの源氏物語』(集英社文庫)
23☞『歩く源氏物語』(講談社)
24☞『源氏物語の脇役たち』(岩波書店)
25☞『痛快!寂聴源氏塾』(集英社)
41☞『藤壺』(2004年)「桐壺」と「帚木」の間を補う「輝く日の宮」を補完する、光源氏と藤壺が初めて結ばれるまでを書く短編。現代文のほか、古文体も併記。

大塚ひかり

26☞『大塚ひかり全訳 源氏物語』全6巻セット 大塚 ひかり (著) 5つ星のうち3.9/ 5個の評価(ちくま文庫)
「読んで分かる原文重視の逐語訳」を目標に、「敬語・謙譲語を抑さえる」「『ひかりナビ』と称する説明文をつけ加える」「あえて原文を随所に配する」という3つの工夫を行ってます[115]
27☞もっと知りたい源氏物語 5つ星のうち3.9/ 6個の評価
28☞源氏の男はみんなサイテー
 ――親子小説としての源氏物語 (ちくま文庫) 5つ星のうち4.3/ 24個の評価
29☞カラダで感じる源氏物語 (ちくま文庫) 大塚ひかり (著) 5つ星のうち4.1/ 21個の評価
91☞源氏物語の教え ──もし紫式部があなたの家庭教師だったら (ちくまプリマー新書)  5つ星のうち4.4 /23個の評価
92☞感情を出せない源氏の人びと―日本人の感情表現の歴史 5つ星のうち3.0 /3個の評価
93☞「ブス論」で読む源氏物語(講談社プラスアルファ文庫)5つ星のうち4.0/ 8個の評価
94☞ブス論 (ちくま文庫)  5つ星のうち3.0/ 5個の評価
95☞面白いほどよくわかる源氏物語―平安王朝のロマンと時代背景の謎を探る (学校で教えない教科書) 5つ星のうち3.0/ 3個の評価
30☞『源氏物語』の身体測定 
96☞源氏物語 愛の渇き (ワニの選書)  5つ星のうち4.8/ 3個の評価
99☞愛のしくみ―平成の平安化 (角川文庫)  5つ星のうち4.6 /3個の評価
97☞美男の立身、ブ男の逆襲 (文春新書 440) 5つ星のうち4.7 /3個の評価
98☞
ヤバいBL日本史 (祥伝社新書) 5つ星のうち4.7/ 4個の評価
ジェンダーレスの日本史 古典で知る驚きの性 (中公新書ラクレ)  5つ星のうち4.5/ 12個の評価
女系図でみる驚きの日本史(新潮新書) 5つ星のうち/3.9 130個の評価
女系図でみる日本争乱史(新潮新書) 5つ星のうち3.9/ 38個の評価
くそじじいとくそばばあの日本史 (ポプラ新書) 5つ星のうち3.6/ 157個の評価
昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか 5つ星のうち3.4/ 8個の評価
うん古典うんこで読み解く日本の歴史― 5つ星のうち4.0/ 26個の評価
エロスでよみとく万葉集 えろまん  5つ星のうち3.9 /28個の評価
本当はエロかった昔の日本(新潮文庫) 5つ星のうち3.7/ 99個の評価
日本の古典はエロが9割 ちんまん日本文学史 5つ星のうち3.9/ 54個の評価
快楽でよみとく古典文学(小学館101新書) 5つ星のうち3.4/ 9個の評価
毒親の日本史(新潮新書)5つ星のうち3.9 /31個の評価
本当はひどかった昔の日本古典文学で知るしたたかな日本人―(新潮文庫) 5つ星のうち3.6/ 48個の評価
ひかりナビで読む竹取物語  5つ星のうち4.2/ 8個の評価
古事記 いのちと勇気の湧く神話 (中公新書ラクレ) 5つ星のうち4.2 /9個の評価
愛とまぐはひの古事記  5つ星のうち3.6/ 27個の評価
綺麗になる古典美人道 5つ星のうち3.0/ 1個の評価
男は美人の嘘が好き―ひかりと影の平家物語 5つ星のうち3.3/ 4個の評価
女嫌いの平家物語 (ちくま文庫) 5つ星のうち5.0 /3個の評価
大塚ひかりの義経物語 (角川ソフィア文庫) 5つ星のうち4.2 2個の評価

今泉忠義 

31☞江戸時代の版本『首書源氏物語』を元に『源氏物語 全現代語訳』として全10巻刊行(講談社学術文庫)

玉上琢弥

32☞『源氏物語評釈』の中の現代語訳に原文脚注索引をつけたもの(角川ソフィア文庫)。原文に近い訳であるが、現代語訳を独立して読めるようになっていて、十巻巻末には国宝源氏物語絵巻の解説索引があります。

尾崎左永子

33☞『新訳源氏物語』(小学館)より全4巻

中井和子

34☞『現代京ことば訳 源氏物語』(大修館書店

林望

35☞『謹訳 源氏物語』(祥伝社)

角田光代

36☞『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集
40☞「ナイン・ストーリーズ・オブ・ゲンジ」として9人の現代作家がそれぞれ源氏物語の翻訳に取り組むという企画が行われました。江國香織(夕顔)、角田光代(若紫)、町田康(末摘花)、金原ひとみ(葵)、島田雅彦(須磨)、桐野夏生(柏木)、小池昌代(浮舟)、日和聡子(蛍)、松浦理英子(帚木)

あがさクリスマス(増子勝)

37☞日本初の源氏物語訳対「3分de源氏物語ⅠⅡⅢⅣ」(愛の四つ葉社)より刊行。国立国会図書館蔵。

鈴木正彦

38☞(第百書房)

上野榮子

39☞(日本経済新聞出版社)

外国語

アラビア語・イタリア語・英語・オランダ語・クロアチア語・スウェーデン語・スペイン語・セルビア語・タミール語・チェコ語・中国語(簡体字)・中国語(繁体字)・テルグ語・ドイツ語・日本語・ハンガリー語・ハングル・パンジャビ語・ヒンディー語・フィンランド語・フランス語・モンゴル語・ロシア語・ウルドゥー語など[121]

英語

42☞源氏物語 A・ウェイリー版第1巻 紫式部 (著), アーサー・ウェイリー (著)5つ星のうち4.4/ 24個の評価 「宮廷パレス女房レディたちが青い細長ジャケットを着た皇子プリンス笙の笛フルートに合わせて和琴シターンを弾く」などという表現は、1889年生まれのの著者5の英訳本の読者が古代日本(西洋では中世頃)に抱いたであろうイメージを想像させます。
[訳注]プルースト『失われた時を求めて』第五篇「囚われの女」で、主人公が恋人と朝を迎えるシーンを彷彿させる。牛乳売りやエスカルゴ売りなど、パリの物売りの声が聞こえてくる。(「夕顔イヴニング・フェイスYugao」より)
アカシのニュウドウのお住まいは明石の浦アカシ・ベイ
犬君いぬきはイヌさん。
パーティに姿を現したゲンジの衣装の上衣は、白地に黄色の裏がついている中国の薄もので、深い葡萄染めワインレッドのローブは、長く裾を引いています。
50☞『英語で読む源氏物語』(2010年、グレン・サリバン) – 短い英文による抄訳。

派生作品

源氏物語の成立事情をテーマにした作品

43☞丸谷才一 『輝く日の宮』(全1巻、講談社、2003年6月/講談社文庫、2006年6月) 
44☞ライザ・ダルビー『紫式部物語-その恋と生涯 The Tale of Murasaki』(岡田好惠訳、上下2巻、光文社、2000年/光文社文庫、2005年) – 紫式部の娘から孫に伝えられた、紫式部が自らの生涯を記した日記という形で、『源氏物語』執筆の背景などを描く。
45☞井沢元彦 『GEN 「源氏物語」秘録』(角川書店、1995年10月/実業之日本社、1997年11月/角川文庫、1998年10月)
46☞森谷明子 『千年の黙 異本源氏物語』(東京創元社、2003年10月/創元推理文庫、2009年6月)
47☞古川日出男『女たち三百人の裏切りの書』(新潮社、2015年4月) – 「宇治十帖」が後世の改ざんであると主張する紫式部の怨霊が本物の物語を語り、台頭する瀬戸内の海賊や奥州の武士たちのエピソードと絡んでいく物語。

翻案小説

林真理子

48☞『六条御息所 源氏がたり』(2008年 – 2012年、全3巻(文庫は全2巻)、林真理子) – 亡霊となった六条御息所の視点から書く。

49☞小説源氏物語 STORY OF UJI (小学館文庫) 林 真理子 (著) 

女房たちは、女君の気分の悪い時、あるいは月のさわりの時にだけ男君の寝所へと召される。女房たちの間で、こういう女たちだけは召人と呼ばれる。

第1章 宇治の姫君p.9

召人6はめしうどと呼び、主人と男女関係にある女房ですが、公然とは秘密とされ、女主人も見て見ぬふりをするものでした7。その他、朝廷の和歌所の職員のことも指します。現代でも天皇から招かれ宮中の歌会始の和歌を詠む歌人を召人と言っています。8,9

その他

50☞『偐紫田舎源氏』(合巻。1829年 – 1842年、38編172冊、柳亭種彦作、歌川国貞画) – 足利将軍の子・光氏が浮名を流しながらお家騒動を解決する勧善懲悪もの。
51☞『読み違え源氏物語』(2007年、文藝春秋、清水義範)
52☞『ヒカルが地球にいたころ……』(2011年 – 2014年、全10巻、ファミ通文庫、野村美月作、竹岡美穂画) – 平成時代に設定を置き換えたライトノベル。
53☞『源氏物語 時の姫君 いつか、めぐりあうまで』(2011年、角川つばさ文庫、越水利江子) – 紫の上を主人公に翻案した児童小説。
54☞『光源氏と不機嫌な花嫁』(2013年、集英社シフォン文庫、春秋子作、四位広猫画) – 光源氏と葵上のエピソードをモチーフとした(女性向け)ティーンズラブ小説。
55☞『十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞』(2012年、幻冬舎、内館牧子 – 1000年後の日本から源氏物語の世界にタイムスリップしてきた若者を狂言回しに据え、光源氏と対立する弘徽殿女御ら右大臣家一族の視点から源氏物語を書く。

エッセイ・評論

56☞源氏の恋文 1984年(文春文庫) 尾崎 左永子 (著) 5つ星のうち4.8 /8個の評価
57☞源氏の薫り 1986年 尾崎 左永子 (著) 5つ星のうち4.5/ 11個の評価
58☞源氏の明り 1997年 尾崎 左永子 (著) 5つ星のうち4.5/ 3個の評価
59☞服装から見た源氏物語 (朝日文庫)1982年近藤 富枝 (著)5つ星のうち4.0/ 3個の評価
60☞『源氏物語』を江戸から読む (講談社学術文庫) 1985年野口 武彦 (著) 5つ星のうち4.0/ 5個の評価
61☞紫マンダラ 源氏物語の構図 (2010年)のち改題『源氏物語と日本人:紫マンダラ』(2013年)河合隼雄 (著) 5つ星のうち5.0/ 2個の評価

漫画

62☞『あさきゆめみし』(1979年 – 1993年、全13巻、講談社、大和和紀)
63☞『赤塚不二夫のまんが古典入門 源氏物語』(1983年、学研、赤塚不二夫)
64☞『マンガ源氏物語』(1987年 – 1988年、上下巻、平凡社、みはしまり画、清水好子監修)
65☞『源氏物語』(1988年 – 1990年、全8巻、小学館、牧美也子)「桐壺」から「藤裏葉」まで
66☞『源氏物語』(1996年 – 1997年、全3巻、マンガ日本の古典、長谷川法世)- 引目鉤鼻、吹抜屋台の絵巻技法を取り入れ、着物のスクリーントーンも自作した作品。
67☞『源氏物語 美しき花の乱』(2001年 – 2002年、全2巻、蒼馬社、井出智香恵)
68☞『月下の君』(2001年 – 2004年、全7巻、小学館、嶋木あこ) – 平成時代に設定を置き換えた作品。
69☞『源氏物語』(2001年 – 2005年、全7巻(「桐壺」から「紅葉賀」まで)、集英社、江川達也)
70☞『大掴源氏物語 まろ、ん?』(2002年、(「輝日宮」についても触れられている)、幻冬舎、小泉吉宏)
71☞『マンガ源氏物語』(2002年、講談社(「桐壺」から「賢木」まで)、みはしまり画、清水好子監修)
72☞『パタリロ源氏物語!』(2004年 – 2008年、全5巻、白泉社、魔夜峰央) – 『パタリロ!』の登場人物、バンコランが光源氏を演じる。
73☞『GENJI 源氏物語』(2004年 – 2005年、全4巻(「桐壺」から「薄雲」まで)、集英社、きら) – 光源氏と紫の上、そして藤壺の三角関係を重点に置く。語り部は紫の上。
74☞『源氏ものがたり』(2006年 – 2009年、全4巻、小学館、美桜せりな) – 桐壺から浮舟までの主要女性に焦点をあてた読切作品をまとめている。
75☞『源氏物語』(2010年 – 2011年、全2巻、角川書店、宮城とおこ画、高山由紀子原作) – 下記の映画『源氏物語 千年の謎』のコミカライズ作品。
76☞『源君物語』(2011年 – 2019年、全16巻、『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて連載中、稲葉みのり) – 平成時代に設定を置き換えたラブコメディ。
77☞『はやげん! はやよみ源氏物語』(2012年、新書館、花園あずき)
78☞『百合源氏』(2014年、無限の地平はみな底辺)
79☞『黒源氏物語』(『花とみるらむ〜恋虜源氏物語〜』より改題)(2015年 -、『Cheese!』(小学館)にて連載中、桜田雛)
80☞『いいね!光源氏くん』(2015年 -、『FEEL YOUNG』(祥伝社刊)にて連載中、えすとえむ) – 2020年、NHK総合「よるドラ」枠にて千葉雄大主演でテレビドラマ化。
81☞『源氏物語~愛と罪と~』(2019年 -、『Sho-Comi』(小学館)にて連載中、森猫まりり)

映画

82☞『源氏物語』(1951年、大映、監督:吉村公三郎、監修:谷崎潤一郎、脚本:新藤兼人、主演:長谷川一夫、木暮実千代)
83☞『源氏物語 浮舟』(1957年、大映、監督:衣笠貞之助、原作:北条秀司、脚色:八尋不二・衣笠貞之助、出演:長谷川一夫(薫)、市川雷蔵(匂宮)、山本富士子(浮舟))
84☞『新源氏物語』(1961年、大映、監督:森一生、原作:川口松太郎、脚本:八尋不二、主演:市川雷蔵、寿美花代)
85☞『源氏物語』(1966年、日活、製作・監督・脚本:武智鉄二、主演:花ノ本寿)
86☞『紫式部 源氏物語』(1987年、日本ヘラルド映画、アニメ作品、監督:杉井ギサブロー、脚本 : 筒井ともみ、音楽:細野晴臣、キャラクター原案 : 林静一、作画監督・キャラクターデザイン : 名倉靖博 声 – 光源氏 : 風間杜夫、夕顔 : 萩尾みどり、葵の上 : 田島令子、六条御息所 : 梶三和子、藤壺 : 大原麗子、紫の上 : 横山めぐみ、朧月夜 : 風吹ジュン、北山の僧都 : 常田富士男(C)朝日新聞社/テレビ朝日/KADOKAWA[注 9]
87☞『映像詩 源氏物語 あさきゆめみし 〜Lived In A Dream〜』(2000年、NHKハイビジョン版と同じ内容)
88☞『千年の恋 ひかる源氏物語』(2001年、東映、監督:堀川とんこう、脚本:早坂暁、主演:天海祐希)
89☞『源氏物語 千年の謎』(2011年、東宝、原作:高山由紀子『源氏物語 悲しみの皇子』(文庫版では『源氏物語 千年の謎』に改題)、製作:角川歴彦・監督:鶴橋康夫、主演:生田斗真)
90☞『十二単衣を着た悪魔』(2020年、監督:黒木瞳、原作:内館牧子、主演:伊藤健太郎)

テレビドラマ

91☞『源氏物語 浮舟』(1957年、TBS東芝日曜劇場、全1回、脚本:北条秀司、主演:八代目松本幸四郎)
92☞『ミュージカル・コメディ 源氏物語』(1958年、TBS東芝日曜劇場、全1回、脚本:北条秀司、主演:二代目中村鴈治郎)
93☞『源氏物語』(1959年、よみうりテレビ、全61回)
94☞『源氏物語』(1965年 – 1966年、毎日放送、全26回、演出:市川崑、池田徹朗、西前充男、青木民男、脚本:田中澄江、林馬呂、畑中国明、沼田幸二、大藪郁子、宮川一郎、小松崎公朗、早坂暁、谷川俊太郎、監修:山本健吉、主演:伊丹十三(光源氏)、出演:小山明子(藤壺)、丘さとみ(葵の上)、富士真奈美(紫の上)、藤村志保(夕顔)、吉村実子(明石の方)、中村玉緒(空蝉)、岸田今日子(六条御息所)、加賀まりこ(女三宮)、山本学(頭中将)、河原崎長一郎(柏木)、田村正和(夕霧)、黒柳徹子、津川雅彦、森次浩司、木暮実千代、野川由美子、春川ますみ、高橋幸治、池内淳子(紫式部)、東山千栄子 〈1966年度 アメリカ・エミー賞受賞〉)
95☞『源氏物語』(1980年、TBS、全1回、脚本:向田邦子、演出:久世光彦、主演:沢田研二) – 「資生堂スペシャル」と冠す。
96☞『源氏物語 上の巻・下の巻』(1991 – 1992年、TBS、全2回、脚本:橋田壽賀子、主演:東山紀之、片岡孝夫) – 「TBS創立40周年記念番組 橋田寿賀子スペシャル」と冠す。
97☞『映像詩 源氏物語 あさきゆめみし 〜Lived In A Dream〜』(2000年、NHKハイビジョン、脚本:唐十郎、音楽:三枝成章、監督:三枝健起、出演:宝塚歌劇団花組、専科ほか)
98☞『鵜飼いに恋した夏』(2014年、NHK BSプレミアム、全1回、作:永田優子、出演:伊藤淳史、忽那汐里ほか、宇治十帖をモチーフとした青春ドラマ)
99☞『源氏さん!物語』(2017年、フジテレビFNS27時間テレビ、全1回、脚本:根本ノンジ、演出:平野眞、出演:城田優(光源氏)、野村周平ほか、「源氏物語」を大幅にアレンジしたドラマ)


(リンク)ウィキペディア(日本語)Category;:源氏物語の登場人物(あいうえお索引)
(リンク)ウィキペディア(日本語)源氏物語の登場人物

 

  1. 与謝野晶子訳源氏物語 – Wikipedia
  2. 源氏物語礼讃歌 – Wikipedia
  3. 谷崎潤一郎訳源氏物語 – Wikipedia
  4. 新源氏物語 (田辺聖子) – Wikipedia
  5. アーサー・ウェイリー – Wikipedia
  6. ウィキペディア(日本語)
  7. 「「召人」について」『日本文学』1956年9月
  8. 皇居で歌会始の儀 お題は「人」(2016年1月14日)、産経ニュース、2016年3月16日閲覧。
  9. 歌会始宮内庁、2016年3月16日閲覧。

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