蜂の物語
蜂の物語 – 2021/6/16 ラリーン・ポール (著), 川野 靖子 (翻訳) 5つ星のうち4.7/ 13個の評価。蜜蜂のフローラの物語。
➤ミチバチは固まって蜂球とよばれる塊をつくります。飛翔筋を激しく震わせることによって内部の温度を上昇させ、スズメバチを蒸し殺す熱殺蜂球や、新世代の女王バチの羽化に際して旧世代の女王バチが巣を離れる際に働きバチが分封蜂球1などが知られています2
➤蜜蜂の女王バチは、1匹の雄としか交尾しないアリやスズメバチの女王と違い、複数の雄と交尾します。セイヨウミツバチでは女王蜂は平均12匹の雄と交尾します3。
➤通常メスの幼虫は主に花粉と蜂蜜を食べて育ち働きバチになりますが、ローヤルゼリーのみで育てられたメスは交尾産卵能力を有する女王バチとなります。同時に複数の女王蜂が育った場合、先に羽化した女王蜂が別の女王蜂を殺します2。未受精卵からはオスが生まれます。
➤交尾後の女王蜂の出す化学物質が他の働きバチの産卵能力を押さえ群れの結束を高めますが、女王蜂が死んだり弱ってきた時に、働きバチの中から産卵するものが出る場合があります。
➤交尾後の女王蜂の出す化学物質が他の働きバチの産卵能力を押さえ群れの結束を高めますが、女王蜂が死んだり弱ってきた時に、働きバチの中から産卵するものが出る場合があります。
➤セイヨウミツバチの成虫の寿命は、女王蜂が1-3年(最長8年)、働き蜂が最盛期で15-38日、中間期は30-60日、越冬期が140日、雄蜂は21-32日。
“多様性”と“奇形”は別物であることを忘れないで
- 分蜂(ぶんぽう)とは?ニホンミツバチが増える仕組み (syumatsu-yoho.com)
- ミツバチ – Wikipedia
- 28-1_2010_007-020_Harano.pdf女王蜂の交尾に伴う生理学的 ・行動学的変化と
そのメカニズム
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