ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密
裕福な犯罪小説家ハーラン・スロンビーがマサチューセッツ州の邸宅での85歳の誕生パーティーに家族を招待する。翌朝、ハーランの家政婦フランがハーランが喉を切られて死んでいるのを発見する。警察はハーランの死因を自殺と認定するが、正体不明の者が私立探偵を雇い捜査を依頼する。私立探偵ブノワ・ブラン役はダニエル・クレイグ。
ハーラン・スロンビー – 85歳の誕生パーティの翌朝に遺体で発見されるミステリー作家。
フラン – ハーランの遺体を発見する家政婦。
マルタ・カブレラ – ハーランの、善良で献身的な看護師。嘘をつくと必ず吐いてしまう体質。
カブレラ夫人 – マルタの母親。不法移民。
Mr. Proofroc – ハーラン邸の管理人。
エリオット警部補 – 地元の黒人刑事。
ワグナー巡査 – 捜査に加わった警官。ハーラン作品のファン。
ワネッタ・“グレート・ナナ”・スロンビー – ハーランの母親。年齢不詳。
リンダ・ドライズデール – ハーランの長女。リチャードの妻。不動産業界の大物で会社経営。
リチャード・ドライズデール – 浮気をしていることをハーランに知られているリンダの夫。
ヒュー・ランサム・ドライズデール – リンダとリチャードの息子。ハーランの孫。問題児。
ウォルター・“ウォルト”・スロンビー – 父親の出版社のCEOだがクビを宣告された次男。
ドナ・スロンビー – ハーランの次男ウォルトの妻。
ジェイコブ・スロンビー – ウォルトとドナの息子。ハーランの孫。スマホに夢中の16歳。
ジョニ・スロンビー – ハーランの亡き長男ニールの未亡人。インフルエンサー。金銭に困窮。
メーガン・“メグ”・スロンビー – ニールとジョニの娘。ハーランの孫。大学生。
アラン・スティーヴンス – ハーランの弁護士。
「俺ら移民はいい仕事するぜ」「え~っと・・」「『ハミルトン』だよ」
トニー賞、ピューリッツァー賞、グラミー賞、ローレンス・オリビエ賞など受賞。
「私は“重力の虹”の果てが見たい」「読んでないけど」「私もです。難解でね。だがタイトルがいい」
『重力の虹』2は、現代のアメリカ文学を代表する小説家マス・ラッグルス・ピンチョン・ジュニア(英語:Thomas Ruggles Pynchon Jr.、1937年5月8日 – )の、長大で難解とされる作品。
1990年代以降定期的にノーベル文学賞候補に挙げられているが、公の場に一切姿を見せない覆面作家2。本書が1974年の全米図書賞を受賞した際、本人は授賞式に出席せず、アーウィン・コーリー教授というコメディアンが代わりに出席し、受賞の挨拶と称してジョークを連発したとか。その場に居合わせた人々は皆コーリーをピンチョン本人と思い込んだが、彼はピンチョンの本を読んだことすら無かったそうです。
「日本のホラーっぽい」「7日間で死ぬぜ」
海外のホラー映画は宗教がらみのものが多く、日本のホラー映画は宗教より日常に起こる恐怖を描いたものが多いそうです。海外のものは直接的、日本のものは精神的な恐怖を与えるとか。3
海外のホラーは、観てるときは怖いけど後を引く怖さではない。日本のホラーは地味に怖くて後から怖さが増す気がする。海外のは怖いというよりグロい、ゾクっとするのは日本。4
る」というものである。
➤ホラーがなぜ怖いのか。例えば、高い塔に上って下を見下ろす。ここでは自分が落ちることはありえないにも関わらず、落ちると思考するだけで恐怖を抱く。そういう思考を抱くことが怖いのではなく、思考した内容が怖いのである。(アメリカの美学者ノエル・キャロルの「思考説」本当の恐怖は、恐ろしいものの思考を抱くだけでも生じる)
➤”完全なる作り事の物語が展開しようとも、そこに描かれている事象、そこに移っている人物の人生にリアリティを感じるからこそ、観客は製作者が意図する情動を引き起こすことができる。”『ホラー映画の魅力:ファンダメンタル・ホラー宣言』小中千昭より引用)
➤ただ、その人にとってリアリティを感じさせるような描写が、必ずしも強い恐怖を生むことに繋がるわけではないということだ。自分にとってリアリティを感じるような描写が恐怖を弱めることもあるのだ。実際の自分の経験などから、怖いシーンを見ても「そんなことはありえない。これはフィクションだ」という考えに繋がってしまうのかもしれない。恐怖を感じる上でリアリティとは確かに重要な要素であるが、それは必ずしも比例するような関係ではなく、時には逆に作用するような複雑な関係を持っているのだ。5
「そもそもトイレで何をしてたの?」 「スワッティング?」 「パヨクめ」
スワッティング(Swatting)は、アメリカ合衆国の警察特殊部隊SWATに由来した名称で、緊急通報用電話番号を悪用し、何らかの大事件が起こっているとする虚偽の通報によって対象の元に警察官などを派遣させるという悪戯。2
パヨクとは、いわゆる左翼思想の者を侮蔑・嘲笑の意味を込めて呼ぶインターネットスラング6。ネットアイドル千葉麗子に関連するおはよう転じた「ぱよぱよ~」という言葉と「左翼(進歩派リベラル派)」をもじった造語。右翼(保守派排外派)を指す別称である「ネトウヨ」とは対極・対義語の関係2。2
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