マスネの作品
- マスネのオペラ
- 01☞リスの恥(1858年)オペレッタ
- 02☞2人の学者(1859年)
- 03☞エスメラルダ(1865年)
- 04☞Noureddin(1865年)
- 05☞ヴァレリア(1865年)
- 06☞テューレの王の杯(1867年)
- 07☞大伯母(1867年)
- 08☞ フロランタン(1867-68年)
- 09☞マンフレート(1869年)未完
- 10☞メデューサー(1869-70年)
- 11☞バザンのドン・セザール(1872年)
- 12☞タンプリエ(1873年)
- 13☞愛らしいベル・ボル(1873年)
- 14☞ベレンガリアとアナトール(1876年)
- 15☞ラオールの王(1877年)
- 16☞フランスのロベルト(1877年)
- 17☞エロディアード(1881年)
- 18☞ジロンダン(1881年)
- 19☞マノン(1881-83年)
- 20☞モンタルト(1883年)
- 21☞ル・シッド(1885年)
- 22☞ウェルテル(1885-87年)
- 23☞エスクラルモンド(1887-89年)
- 24☞ル・マージュまたは『東方の三賢人』(1891年)
- 25☞タイス(1892-93年)
- 26☞ナヴァラの娘(1893-94年)
- 27☞マノンの肖像(1894年)
- 28☞アマディス(1895年頃)
- 29☞サッフォー(1897年)
- 30☞サンドリヨンまたは『シンデレラ』 (1899年)
- 31☞グリセリディス(1901年)
- 32☞ノートルダムの曲芸師(1901年)
- 33☞シェルバンまたは ケルビーノ(1903年)
- 34☞テレーズ(1905-06年)
- 35☞アリアーヌ(1906年)
- 36☞ドン・キショットまたは『ドン・キホーテ』 (1908-09年)
- 37☞バッカス(1909年)
- 38☞ローマ(1912年)
- 39☞パニュルジュ(1912年)
- 40☞クレオパトラ(1912年)
- 41☞アマディス(1922年)
- その他
マスネのオペラ
01☞リスの恥(1858年)オペレッタ
02☞2人の学者(1859年)
オペレッタ
03☞エスメラルダ(1865年)
ヴィクトル・ユゴー原作
04☞Noureddin(1865年)
05☞ヴァレリア(1865年)
06☞テューレの王の杯(1867年)
オペラ・コミック。コンクールの応募作として作曲、初演されず
07☞大伯母(1867年)
スコア紛失、ヴォーカルのみ現存。
08☞ フロランタン(1867-68年)
コンクールの応募作として作曲、初演されず
09☞マンフレート(1869年)未完
10☞メデューサー(1869-70年)
11☞バザンのドン・セザール(1872年)
オペラ・コミック
12☞タンプリエ(1873年)
紛失、非公開
13☞愛らしいベル・ボル(1873年)
オペレッタ、非公開
14☞ベレンガリアとアナトール(1876年)
オペレッタ、非公開
15☞ラオールの王(1877年)
5幕のグランド・オペラ
16☞フランスのロベルト(1877年)
叙情的ドラマ。非公開
17☞エロディアード(1881年)
4幕7場のグランド・オペラ。
バレエ組曲として上演されることもある。①エジプト人の踊り②バビロン人の踊り③ジプシーの踊り④フェニキュア人の踊り⑤フィナーレ
18☞ジロンダン(1881年)
叙情的ドラマ。紛失、非公開
19☞マノン(1881-83年)
5幕6場のオペラ・コミック
原作はフランス貴族アベ・プレヴォーの小説42☞『マノン・レスコー』(1731年出版)。同じ題材によるオペラは他にもプッチーニの43☞『マノン・レスコー』(1893年初演)とオベールの 44☞『マノン・レスコー』(1856年初演)などがありますが、マスネ版は主人公がアメリカにわたる前に話が終了します。
なお、マスネはバレエ『マノン』(ケネス・マクミラン、1974年初演)の作曲をしていますが、本作の音楽は用いられていません。性的描写を含み典型的ではないケネス・マクミランの振付には賛否あります。
アレッサンドラ・フェリは、19歳でマノンを初演した時「私にはマノンがわからない」というフェリに、マクミランは「それでいい」と答えたそう。後年、彼女は「マノンは自分がわかっていない子供」だという解釈に達し、師の言葉の意味に気付いたといいます。
マクミランは、原作から「魔性」というにはあまりにも幼く、無垢で、裏切られても何をされても愛さずにはいられない美少女のイメージでマノン像を創り上げたと言われ、小柄で少女的な容姿のダンサーを登用しています。
マノン・レスコー(ソプラノ)駆け落ちした後に父が息子を取り戻しに来ると騙され出奔したり、恋人と再会しても賭博をすすめたりして、最期は落ちぶれて亡くなる奔放な若き美貌の女主人公
騎士デ・グリュー(テノール)マノンに振り回されるマノンの恋人の騎士で哲学者
レスコー(バリトン)マノンの美貌を自慢にしているが俗物的な従兄の近衛士官
デ・グリュー伯爵(バス)息子を心配する騎士デ・グリューの父
ギヨー・ド・モルフォンテーヌ(テノール)マノンに血道をあげ金で誘惑する老貴族
ド・ブレティニ(バリトン)マノンを騙しおだてて連れ出す浮気相手の貴族でギヨーの放蕩仲間
プゼット(ソプラノ)ギヨーに囲われている女優
ジャボット(メゾ・ソプラノ)ギヨーに囲われている女優
ロゼット(メゾ・ソプラノ)ギヨーに囲われている女優
宿屋の主人(バス)一行に食事を提供
76☞ルシヨシの華麗な演出版オペラ(2001年)パリ・オペラ座。ルネ・フレミング出演。
77☞『マノン』(2018年)ケネス・マクミラン演出。兄レスコー役は平野 亮一。英国ロイヤルバレエ。
85☞MANON de Massenet – Manaus, 2001 Amazon de OPERA
82☞Manon Netrebko, Villazón, Daza, Barenboim 2008- Bernhard Fisher演出
86☞Massenet, Manon, Vienna Opera2014, Petitbon, Borras, Frédéric Chaslin83☞Manon Act 1 Royal Danish Ballet
84☞Manon 2. & 3. act Royal Danish Ballet 2014
20☞モンタルト(1883年)
叙情的ドラマ。非公開
21☞ル・シッド(1885年)
4幕10場のグランド・オペラ
22☞ウェルテル(1885-87年)
4幕5場
23☞エスクラルモンド(1887-89年)
4幕8場プロローグとエピローグ付き
24☞ル・マージュまたは『東方の三賢人』(1891年)
5幕の グランド・オペラ
25☞タイス(1892-93年)
3幕7場
原作はアナトール・フランスの小説『舞姫タイス』1
タイス(ソプラノ)空虚な生活に嫌気がさしキリスト教に改宗し、厳しい修行中にアタナエルとプラトニックな関係を築く高級娼婦。尼僧院で天に召される。
アタナエル (バリトン) タイスを改宗させ尼僧院に送り届けるも、タイスを愛していることを自覚して駆け付けるが、彼女の死に絶望する修道僧。
ニシアスNicias(テノール)タイスを買い占める貴族の男
クロビルCrobyle(ソプラノ)・ミルタルMyrtale(メゾソプラノ)アタナエルをからかうニシアスの召使
パレモンPalémon(バス)タイスに心奪われるアタナエルを諭す修道僧のリーダー
アルビーヌAlbine(メゾソプラノ) タイスを庇護する尼僧院長
(↓メトロポリタン歌劇場アーカイブ ルネ・フネミング演じるタイス(2008年上演)
48☞ステファノ・ポーダ(演出・装置・照明・コレオグラフィ)版(2003年)トリノ放送管弦楽団&合唱団。19世紀フランス文化に影響を及ぼした東洋趣味を取り入れた舞台。
49☞タイースの瞑想曲 葉加瀬太郎 1,402,129 回視聴•2012/01/03 バイオリン
50☞タイスの瞑想曲(ヨーヨー・マ~) 100,425 回視聴•2016/09/05 チェロ
51☞マスネ:タイスの瞑想曲(Massenet,Thaïs “Méditation”)(ピアノ楽譜)
52☞マスネ:タイスの瞑想曲 神田勇哉 16,431 回視聴•2018/06/26 フルート
53☞三四朗 木村純+鈴木厚志 「タイスの瞑想曲 」Meditation de Thais ♪ サックス
54☞タイスの瞑想曲 石田 忠 クラシックギター
26☞ナヴァラの娘(1893-94年)
2幕
27☞マノンの肖像(1894年)
1幕「マノン(マノン・レスコー)」の後日譚。騎士・デクリューの甥と、マノンの姪の物語。2
28☞アマディス(1895年頃)
プロローグと4幕
29☞サッフォー(1897年)
プロローグと4幕
30☞サンドリヨンまたは『シンデレラ』 (1899年)
4幕6場。原作はシャルル・ペローの童話『シンデレラ』。コミック要素が強い作品。シンデレラの父は後妻に頭が上がらず継母と結婚したことを後悔しています。
31☞グリセリディス(1901年)
プロローグと2幕
忍耐と従順に象徴されるヨーロッパの民間伝承の人物を題材にしたオペラです。グリセルディス(グリセルダ)3はボッカチオ95☞『デカメロン』に登場する4ものが有名ですが、他にも以下のような作品に登場します。
96☞『カンタベリー物語』チョーサー
97☞『女性の街の本』クリスティーン・ド・ピザン
98☞『グリゼルダ』シャルル・ペロー
80☞『冬物語』(1623年)ウィリアム・シェイクスピアの演劇
81☞『現代のグリゼルダThe Modern Griselda』(1804年)マリア・エッジワース5
99☞『ミス・マッケンジー 』(1865年)アンソニー・トロロープのビクトリア朝小説』
46☞『 Patient Griselda』(2015年)Steven Anthony George短編集『Twice Upon A Time: Fairytale, Folklore, & Myth. Reimagined & Remastered』より
45☞『Impatient Griselda』(2020年) Margaret Atwood
32☞ノートルダムの曲芸師(1901年)
3幕
33☞シェルバンまたは ケルビーノ(1903年)
3幕。92☞『フィガロの結婚』に登場するケルビーノの後日譚。6
34☞テレーズ(1905-06年)
1幕(2幕)
35☞アリアーヌ(1906年)
5幕
36☞ドン・キショットまたは『ドン・キホーテ』 (1908-09年)
5幕
37☞バッカス(1909年)
4幕
38☞ローマ(1912年)
5幕
39☞パニュルジュ(1912年)
3幕(4幕)。遺作。1913年初演
ラブレー87☞『ガルガンチュワ物語』88☞『パンタグリュエル物語』を題材にしたオペラ1
- 89☞渡辺一夫訳 『ガルガンチュワとパンタグリュエル』 白水社(全5巻)、1943年~1965年、新装復刊1995年。旧仮名表記
- 91☞宮下志朗訳 『ガルガンチュアとパンタグリュエル』(全5巻) 筑摩書房〈ちくま文庫〉、2005年~2012年[3]。
40☞クレオパトラ(1912年)
4幕5場。遺作。1913年初演
41☞アマディス(1922年)
プロローグと3幕。遺作。1922年初演
その他
オラトリオとカンタータ
- 56☞ダヴィド・リッジオ (David Rizzio)- 1863
- 57☞マリー・マグドゥレーヌ(Marie-Magdeleine) – 1873
- 58☞エヴ (Ève)- 1875
- 59☞ナルシス(Narcisse) – 1877
- 60☞聖処女 (La Vierge)- 1880
- 61☞Biblis – 1886
- 62☞約束の土地 (La Terre Promise)- 1900
バレエ
管弦楽[編集]
- 66☞組曲第1番– 1867
- 67☞組曲第2番 Scénes Hongroises ハンガリーの風景 – 1870
- 68☞組曲第3番 Scénes Dramatiques 劇的風景 – 1873
- 69☞組曲第4番 Scénes Pittoresques 絵のような風景 – 1874
- 70☞組曲第5番 Scénes Napolitaines ナポリの風景 – 1876
- 71☞組曲第6番 Scénes de Féerie おとぎの国の風景 – 1881
- 72☞組曲第7番 Scénes Alsaciennes アルザスの風景 – 1882
- 73☞Fantaisie pour violoncelle et orchestre – 1897
- 74☞Concerto pour piano et orchestre – 1903
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