文庫で読める古代日本史
(Amazonリンク)『マンガ日本の歴史』石ノ森章太郎 中公文庫
(45)旧石器人の登場
(46)縄文時代の始まり
(47)縄文時代の繁栄
(1)秦・漢帝国と稲作をはじめる倭人
(2)邪馬台国と卑弥呼のまつりごと
(3)興亡する五王と大嘗の祭
(4)王系譜を編み上げる大和王権
(5)髄・唐帝国と大化の改新
(Amazonリンク)『古事記巻之一 ナムジー大國主ー』安彦良和 中公文庫
(1)(2)(3)(4)
(Amazonリンク)『古事記巻之二 神武 全四巻』(1)安彦良和 中公文庫
『古事記巻之三 蚤の王 ー能見宿祢ー 全四巻』安彦良和 中公文庫
(Amazonリンク)『日本の歴史(2)古代国家の成立』直木孝次郎 中公文庫
(Amazonリンク)『天皇家の”ふるさと”日向をゆく』梅原猛 新潮文庫
(Amazonリンク)『女王卑弥呼』三枝和子 講談社文庫
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宗像氏1は筑前の古族。安曇氏、海犬養氏と同様に、日本海の海人族1で、世界遺産にもなった宗像神社1を奉じる一族。沖ノ島の沖津宮(田心姫神タゴリヒメ)、筑前大島の中津宮(湍津姫神タギツヒメ)、宗像市田島の辺津宮(市杵島姫神(イチキシマヒメ)の三社の総称で、宗像三女神を祭っており、航海や交通安全の神とされています。
韓国の済州島には三姓神話1といって、済州の三人の神が東国からきた三人の娘を妻としたとの神話1があり、これを日本の宗像三女神と結び付けて考える説もあります2。済州島には中世まで耽羅1(チンラ又はタンラ)という独立国があり、半島本土とは違う文化を持っていました。日本海沿岸の海人族のなかで、共通する神話人物もあっておかしくはありません。
死体や便所から食物の神が生まれる済州の神話あるいは民間伝承も、日本の神話と似ているとの指摘もあります1。
天武天皇の妃に宗像氏出身の尼子娘(あまこのいらつめ)1が、ありますが、海人(男性)、海女(女性)1と書いて「アマ」と読むように、海人族系の宗像氏出身の姫ならではの名称だとも考えられます。また、天武天皇は大海人皇子(おおあまのみこ)とよばれていました。海人系の安曇氏1の支族である凡海(おおあま)氏1に養育されたと考えられています。
- ウィキペディア(日本語)宗像氏
- 韓国済州島 高野史男著 ISBN 978-4121013262 p.13
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