White Princess / Spanish Princess
White Princess
エドワ-ド4世とエリザベス・グッドウィルの娘にして、後にヘンリー7世妃、ヘンリー8世母となるエリザベス・オブ・ヨークの視点による薔薇戦争
(小説)
『The White Princess』(2013) (The Plantagenet and Tudor Novels, English Edition) Philippa Gregory (著) 5つ星のうち4.4 (9,700)1
(TVドラマ)
『The White Princess』2(2017)米国TVシリーズ32013年にBBCで放送された『ホワイト・クイーン 白薔薇の女王』の続編ですが、キャストはセシリー公爵夫人(キャロライン・グッロドール演)を除いて一新されてます。カスティーリャ女王イサベル役でロッシ・デ・パルマが出演。2019年には、本作のスピンオフとなる『スパニッシュ・プリンセス キャサリン・オブ・アラゴン物語』が放送されました。
レベッカ・ベンソン(『フィガロに恋して』など)マーガレット・ポール役
第1話 “ベッドの中の敵” “In Bed With The Enemy”
子の無かったリチャード3世は病弱の妻亡き後にエリザベス・オブ・ヨークと結婚するつもりであったとの噂がありました。このドラマでは、リチャート3世とエリザベスが相思相愛であった設定としています。
第2話”感情と理性” “Hearts and Minds”
ヘンリー王とエリザベス・オブ・ヨークは少しずつ打ち解けます。
第3話”ブルゴーニュの思惑” “Burgundy”
エリザベス・オブ・ヨークはアーサー王子を出産し女王として戴冠します。
第4話”黒き陰謀と反乱” “The Pretender”
ブルゴーニュ公妃マーガレットとアイルランドの支援を受けたヨーク派は、ウォリック伯エドワード王子の名をかたらせされたランバート少年を利用して反乱しました。このストーク・フィールドの戦いはヘンリー7世側が勝利しました4。傀儡にすぎない10歳のランバート少年は許され宮廷の台所で働き後に王室鷹匠になりました。5
英語のpretender(pretend:~のふりをする)は、日本語では皇帝や王の正当性を名乗る「僭称者」と訳されることが多いようです6。
第5話”2人のヨーク公” “Traitors”
パーキン・ウォーベックもリチャード王子を名乗った一人です。ブルゴーニュ公妃マーガレット・オブ・ヨークからも認められ、彼女の息子との説もあります。スコットランド貴族のキャサリン・ゴードンと結婚し、イングランドを責めましたが敗退して降伏し、絞首刑に処されました7。
Traitorの語源はラテン語の trādō(手渡す,残す,遺す)。
城を明け渡す人として、裏切者、反逆者などと翻訳されます。
同じ語源の言葉に、transformation(変革)、traditional(伝統的な:次世代へ渡すもの)
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