- プロジェクト憲章は何プロセス群か? 立上げプロセス群
- プロジェクト憲章は誰に承認されるか? スポンサーまたはイニシエーター
- プロジェクト憲章が明示されることの、PMにとっての重要性は? コスト、(人的)資源利用の権限が(メンバーを含む内外に対して)明らかにされる
- SOWとは? 作業記述書、作業範囲記述書(Statement Of Work)。
- SOWは誰に提示されるか? スポンサーやイニシエーター。内部プロジェクトなら上司、上層部、発案者、内部顧客。外部プロジェクトなら外部顧客。
- ビジネスケースとSOWの大きな違いは? ビジネスケースは投資判断について(プロジェクトの費用対効果など)、SOWはプロジェクトの依頼内容。
- ビジネスケースとは? プロジェクトの投資判断の資料
- 前提条件ログとは? プロジェクト・ライフ・サイクルをとおして、前提条件と制約条件が継続して記録されるもの
- 制約条件・前提条件とは? 制約条件:すでに確定していて原則的に今後変わる可能性のないもの(法律、存在する技術、 法律など)。前提条件:今後変わる可能性はあるが、とりあえず仮定として決めておくもの。
- 「プロジェクト・マネジメント計画書作成」プロセスは何をするのか? それぞれの知識エリアの計画を、全体として統合した計画書(plan components)とする。
- 「プロジェクト作業の指揮・マネジメント」プロセスは何をするのか? プロジェクト計画や、目的を達成するための変更の、実行業務を指揮する。
- PMISとは何か? プロジェクト・マネジメント情報システム(Project Management Infomation System)。プロジェクトの間、情報管理するしくみ。グループウェアなど。ホワイトボードなどの連絡共有、社内メール便、紙ファイル資料や共有キャビネットなど、アナログの情報伝達・共有のSystem(しくみ)も含む。
- delivarablesとは何か? (要素)成果物。狭義では、最終成果物に対して途中成果物を指す場合もある。deliver(引き渡し)ables(できるもの)各フェーズの最後に、次のフェーズや、内部顧客(社内の定常業務)・外部顧客などに引き渡される製品、結果、サービスなど。
デリバリー・ピザ?
- 作業パフォーマンス・データとは? 4.3「プロジェクト作業の指揮・マネジメント」プロセスのアウトプットで、現在の進捗状況
- 変更要求に含まれる3つの変更は? 是正措置、予防措置、欠陥修正
- 課題ログとは何か? プロジェクトでの課題やその経過について継続して記録していくもの
- 教訓登録簿とは何か? 現在のプロジェクトの間に得た情報や反省、教訓を記録しておくもの
- 「監視・コントロールプロセス群」とは? 計画に従って実行できているか監視し、計画どおりに進んでいない場合など、必要があれば変更のアクションを提案する
- 「作業パフォーマンス報告書」とは? 実績や予測、リスクなど、プロジェクトの現状や進捗状況、今後の見通しなどを伝達するための資料
- 「統合変更管理」プロセスは何をするのか? 変更要求の承認または却下
- 是正措置とは何か? corrective action 正しく(correct=間違いのない、正確な)するアクション。現在計画どおりではない場合に、計画に戻すためのアクション。
- 予防措置とは何か? prevention action 将来計画どおりに行かない可能性がある場合備えて行う予防(prevention)のアクション。
- 欠陥修正とは何か? 失敗したものを修正するためのアクション
- CCBとは何か? Change Contorol Boad 変更管理委員会。変更について承認したり却下するための会議体。プロジェクトの範囲を変更するために、顧客、担当者、プロマネなどで一緒に検討して決定する会議など。
- コンフィギュレーション・マネジメント・システムとは何か? 成果物の構成、仕様、製造手順、およびそれらを変更する手続きをまとめた公式のもの。System(システム=しくみ、制度、構造など)はITソフトウェアと限らない
- 変更管理とは何か? 計画や成果物などの変更を定義したり、承認・却下したりする
- 承認済み変更要求とは何か? 「4.6統合変更管理」プロセスのアウトプットで、権限者や変更管理委員会で検討の上、承認された変更要求。「4.3プロジェクト作業の指揮・マネジメント」プロセスのインプットとなる。
- 契約変更管理システムとは何か? 契約に関して変更を収集したり、伝達したり、内容を検討したり、承認判断したりするしくみ
- 最終報告書とは何か? プロジェクトについての最終的な成果やプロジェクト実績の概要を示した公式書類
- 最終成果物とは何か? 公式に承認を受け引き渡しされる最終的な成果、製品、サービス
- スコープ・マネジメント計画書とは何か? プロジェクトマネジメント計画書に含まれる。スコープ・マネジメントの知識エリアのプロセスの進め方。計画をたてる手順や、WBSの書き方、モニタリングや変更のタイミングなど。
- 要求マネジメント計画書とは何か? プロジェクトマネジメント計画書に含まれる。要求の集め方や記述、管理方法などの計画。
- 「要求事項収集」プロセスは誰から要求を集めるのか? ステークホルダー。「スーテクホルダー登録簿」がインプットとなる。
- フォーカス・グループとは? 現場の業務の担当者など、業務をよく知っている関係者を集めてヒアリングやワークショップを行い彼らの期待を知る。(フォーカス=焦点を当てる)
- ファシリテーション型ワークショップとは? 議論のリーダーが質問やツールなどを使ってファシリテーションしながら、相手の考えを引き出すワークショップの手法
- ブレーンストーミングとは何か? 短時間でできるだけたくさんのアイデアを出す(要求を推測する)手法
- ノミナル・グループ技法とは? ブレーン・スト-ミングの結果について多数決(投票)で優先順位を決める方法。(ノミナル=名目上の)
- マインド・マップとは? 自分のマインド(心)に思い浮かぶことをマップ(地図)のように、中心から外側に向かって描きすすめていくブレーンストーミングの技法。
- 親和図とは? ブレンストーミングで出たアイデアなど、多くのアイデアをグルーピングして分析する手法
- 投票技法にはどのようなものがあるか? 満場一致、過半数、相対多数
- 投票技法「相対多数」とは? 過半数に達していなくても、最も人数の多い意見をグループ愛票意見とする
- 投票技法「過半数」とは? 半数以上の賛成者のある意見をグループの代表意見とする
- 投票技法「満場一致」とは? 全員が賛成した意見のみブループの代表意見とする
- アンケートと調査とは? 「要求事項収集」プロセスのツールと技法で、素早く多数の人の意見を収集できるようにデザインされた一連の質問
- 観察とは? 「要求事業収集」プロセスのツールと技法で、作業を観察しながら要求を探す。ジョブ・シャドウイング(作業観測)やゴースティング(幽霊になる)と呼ばれる場合もある、
- プロトタイプとは? 試作品やモデルなどにより早い段階で要求へのフィードバックを得ること
- ベンチマーキングとは? 現在のプロジェクトと他のプロジェクトを比較して、ベストプラクティスを特定したり、改善のアイデアを考えたり、パフォーマンス測定の根拠としたりすること
- コンテキスト・ダイアグラムとは、業務や関係性やスコープについて図示すること(モデル図、みとり図、業務流れ図など)
- 要求記述書とは? ビジネスニーズにあった要求の記述
- 要求トレーサビリティマトリックスとは? 要求がビジネスニーズに合っていることを追跡できるようにした表。スコープや、プロジェクト・デザイン、WBS項目、テスト計画などと対応させ、状態(ステータス)管理に使うこともできる。
- 「スコープ定義」プロセスは何をするのか? 要求を取捨選択し、作業と成果物の範囲を明らかにする。
- スコープ記述書とは? 「スコープ定義」プロセスのアウトプットで、プロジェクトの成果物スコープと作業スコープのプロジェクトからの除外事項を記述します。
- WBS 作成プロセスは何をするのか? プロジェクト作業をマネージメントしやすい詳細退院に分解し、構造化する。
- 要素分解とは何か ? WBS のツールと技法で、プロジェクトの成果物やスコープをマネージメントしやすいより詳細な単位に分解すること。
- 100%ルールとは何か? WBS の最上位にまとめ上げた時に抜け漏れがないこと 。
- コントロールアカウントとは何か ? WBSの上位レベルで、プロジェクトマネジャーや上位マネジメントがコントロールするレベル。
- ワークパッケージとは何か? WBS の最も詳細なレベル。最下位。
- WBS 辞書とは何か? WBS のワークパッケージの具体的な内容を記した別紙。担当者、作業、場所、コスト、資材など。
- スコープベースラインとは何か? 「WBS作成」プロセスのアウトプットで、WBS+ WBS 辞書+スコープ記述書。プロジェクトに含むのものと含まないものプロジェクトの境界を示す 。
- スコープ・クリープとは何か? 費用や納期は変えないで、プロジェクトの要求が少しづつ増大し、スコープが拡張してしまうこと。
- 「スコープ妥当性確認」プロセスは何をするのか? 受け入れ承認を公式化する。(公式に受け入れてもらう)=受入検収
- 受け入れ基準とは何か? 受け入れ承認する前に、要求に合っているか確認する条件
- 「スコープ妥当性確認」プロセスで行われる検査とは何か? 文書化されたものと成果物が合っているかの試験
- 「スコープのコントロール」プロセスでは何をするのか? 成果物や作業スコープがベースラインに沿っているかモニタリングし必要があれば変更要求する。
- 差異分析(varicance analysis)とは何か? ベースラインと実績がどれだけ離れているかの分析
- 傾向分析とは何か? 過去の結果をもとに数学的手法を使って将来の予測をする分析技法
- 作業パフォーマンス情報とは何か? 計画(プロジェクト・マネジメント計画書)と実績(作業パフォーマンスデータ)の差分などの分析結果
- 「スケジュール・マネジメントの計画」プロセスは何をするのか? スケジュール・マネジメントの知識エリアの各プロセスのやり方を計画する(所要期間の見積り方法、単位、スケジュール作成の利用する技法、ガントチャートやソフトウェアなどスケジュールを表現する技法やツールなど)
- スコープ・マネジメント計画書とスコープ・ベースラインの違いは? マネジメント計画書はやり方(要求収集方法、WBSに記載する項目、エクセルやソフトウェア等ツールなど)、ベースラインはプロジェクトのスコープ(成果物の機能一覧など)
- スコープ・ベースラインはどのプロセスのアウトプットか? 「WBSの作成」
- 「アクティビティ定義」プロセスは何をするプロセスか? WBS の最小単位ワークパッケージをさらに分解するプロセス
- ローリングウェーブ計画法とは何か? 近い将来は細かくわからない遠い将来は大きな単位のままで、時期時期で何度も繰り返しブレイクダウンして計画する方法
- アクティビティとは何か? WBS の最小単位ワークパッケージをさらに詳細化したもの
- アクティビティリストとは何か? WBS の最小単位ワークパッケージをさらに詳細化したアクティビティのリスト
- マイルストーン リストとは何か? プロジェクトの重要なポイントやイベントをリストアップしたもの
- 要約マイルストーンは何に掲載されているか? 「プロジェクト憲章」
- 「アクティビティ順序設定」のプロセスは何をするプロセスか? アクティビティ同士のつながりを特定し記述するプロセス
- アクティビティの順序を表現する方法を2種類、略語と共に述べよ
プレジデンスダイアグラム法(PDM)順序関係を矢印とノードと呼ばれる四角形を使って表現したもの、 Activity on ノード(AON) と呼ばれる。
アローダイヤグラム法(ADM)順序関係を矢印だけを使って表現したもの、 Activity on アロー(AOA)と呼ばれる。 - ダミーアクティビティを使うのは PDMかADM のどちらか? ADM
- PDM と ADM はそれぞれ何種類の依存関係を表現できるか? PDM は4種類 ADM は1種類
- PDM の4種類の順序関係を述べよ
FS一方のアクティビティはもう一方のアクティビティが終了するまで開始できない。最も一般的。
FF一方のアクティビティはもう一方のアクティビティが終了するまで終了できない。 開始する順番はどちらでもよいが終了する順番だけ確定している。
SS一方のアクティビティはもう一方のアクティビティが開始するまで開始できない。終了する順番はどちらでもよいが開始する順番だけ確定している。
SF一方のアクティビティはもう一方のアクティビティが開始されるまで終了できない。引継ぎや並行稼動など。 - 強制依存関係はどのような関係か。2種類の別名も述べよ。
法律や契約、物理的な構造などにより作業の順番が確定しているもの。ハード依存関係、ハードロジックとも呼ばれる。 - 任意依存関係はどのような関係か。3種類の別名も述べよ。
ソフト依存関係、ソフトロジック、優先ロジック、選考ロジック。 - 外部依存関係はどのような関係か? プロジェクトのアクティビティとプロジェクト以外のアクティビティとの関係。
- 内部依存関係はどのような関係か? 一般的にチームでコントロールしているプロジェクト内部のアクティビティ同士の関係。
- リードとは何か? 前のアクティビティが終了する前に後ろのアクティビティを前倒しできる期間
- ラグとは何か? 前のアクティビティが終了した後に後ろのアクティビティを送らせなければいけない期間
- スケジュールネットワークダイアグラムとは何か? PDM や ADM で描かれたスケジュールの表現
- 「アクティビティ資源見積もり」のプロセスは何をするプロセスか? アクティビティごとに必要な資源を見積もるプロセス
- 類推所要期間見積もりとは何か? 所要期間の類推見積もり。過去の情報に基づきよく知っている人が見積もる。トップダウン見積もりの一種。
- パラメトリック所要期間見積もりとは何か? 過去のデータや一般的なデータなどをもとに単価や比例を使って数値的に計算する見積もり方法
- 三点見積もりとは何か。2種類
三角分布の場合、楽観値、悲観値、最頻値を平均する(O+M+P)÷3
ベータ分布の場合、PERT見積りといい、最頻値に荷重をかける(O+4×+P)÷4 - ボトムアップ見積もりとは何か? アクティビティなの最小レベルで見積もり最後に合算する見積もり
- 「スケジュール作成」プロセスは何をするプロセスか? アクティビティごとの見積もりや依存関係などを鑑みて最終的に全体プロジェクトスケジュールに構成するプロセス
- クリティカルパス法とは何か。略語も。
CPM。アクティビティの所要期間とネットワークダイアグラムを使って、フォワードパス、バックワードパスの計算により、フロートのあるプロセスやクリティカルなプロセスを明らかにし、プロジェクトの最短の時間を見積もる手法 - フロートとは何か? フォワードパスにより算出した最終期日を変更することなしに各アクティビティを遅らせることができる期間。最遅開始日ー最早開始日または最遅終了日ー最早終了日。
- フリーフロートとは何か? 直後のアクティビティを遅らせることなく、該当アクティビティを遅らせることができる期間。直後のアクティビティの最早開始日ー該当アクティビティの最遅開始日
- クリティカルアクティビティとは何か? クリティカルパス上のアクティビティで最も短時間でプロジェクトを終了することが可能な期間。通常、フォワードパス・バックワードパスの計算をした際にフロートがゼロとなるアクティビティ。(条件によってはフローとはプラスまたはマイナスになる場合もある。また条件によってはクリティカルパスは複数の本数になる場合もある)
- クリティカルチェーン法とは何か? 各アクティビティの見積もりを変えることなくバッファーと呼ばれるより日程をスケジュールに組み込む。 バッファーの日数や配置場所でスケジュールが変わるので、一般的にはボトルネックと呼ばれるスケジュール遅延のキーになる箇所に戦略的にバッファを配置する
- スケジュール短縮記法2つは何か? クラッシングとファストトラッキング
- クラッシングとは?例、問題点も。 労働力や金銭などの資源を使ってスケジュールを圧縮する。残業などはファストトラッキングの例である。リスクやコストが増加する場合もある。
- ファストトラッキングとは?問題点も。 通常は順番に行う作業を並行して、後ろの作業を前倒しして始める。リスク増大や手直しが発生する場合もある。
- アジャイルのリリース計画を大きな順に述べよ ①3ヶ月から5ヶ月のリリースの要約タイムライン>② ひとつのリリースには一週間から2週間程度のイテレーションが含まれる>③一つのイテレーションの中では複数のフューチャー(機能)が開発される。なお、一つのフューチャーはユーザーストーリーで表現される⓸>ユーザーストーリーは複数のタスクで実現される
- スケジュールマネジメント計画書とスケジュールベースラインの違いは何か? スケジュールマネジメント計画書は、スケジュールのマネージメントのやり方の計画で、スケジュール作成の方法や見積もり方法、スケジュール作成に使うソフトウェア、担当者、期間の単位などが計画されたもの。スケジュールマネジメントの計画プロセスでアウトプットされる。スケジュールベースラインは実績と比較するためのプロジェクトの基本スケジュールで、どの作業をいつからいつまでに行うかをまとめたもの。スケジュールの作成プロセスでアウトプットされる。スケジュールマネジメント計画書にはスケジュールベースラインの作成方法が記載されているので、「スケジュール作成」プロセスでは、スケジュールマネジメント計画書をインプットとしてスケジュールベースラインをアウトプットする。
- PMBOK(R)Guideにおけるスケジュールベースラインと プロジェクトスケジュールの違いは? スケジュールベースラインは承認済みの実績と比較するためのスケジュールで、 それをアクティビティの開始日は終了日マイルストーン、担当者などと結びつけて可視化したものがプロジェクトスケジュールとされている
- マイルストーンチャートとは何か? スケジュールの中の重要なポイントや イベントを点などで表現したもの
- バーチャートとは何か?別の名前は? 横棒の長さで期間を表したスケジュールの表現方法。ガントチャートと呼ばれるものもある
- スケジュールベースラインとは何か? 実績と比較するための承認された正式なスケジュール
- サマリー・アクティビティとは何か? 一つのアクティビティとして表現される関連する詳細アクティビティの集まり
- 後続クティビティとは何か? スケジュールの中、あるアクティビティの直後に来るアクティビティ
- 先行アクティビティとは何か? スケジュールの中で、あるアクティビティの直前に来るアクティビティ
- 「コントロールスケジュールプロセス」は何をするのか? スケジュールの計画通り実行できているかどうかをモニタリングし、必要があれば変更要求をする
- アーンドバリューテクニックとは何か? 進捗した仕事の分量を、当初の予定コスト金額で表現するコストやスケジュールの進捗管理方法。
- Performance review とは何か? プロジェクトのパフォーマンスが予定通りの進捗かどうか測定したり分析したり比較したりする
- スケジュール差異の略語と計算方法は? SV =EVーPV
- スケジュール効率指数の計算方法は? SPI = EV÷ PV
- イテレーションバーンダウンチャートとは何か? 残っている作業の中で、このイテレーション中に完了しなければいけない作業の計画と実績をグラフに示したもの。残作業なので原則として右下がりになる。
- コストマネジメントの計画プロセスは何をするのか? コストの知識エリアの進め方、見積もり方法、計算単位などの計画を行う。
- コスト見積もりプロセスは何をするのか? アクティビティごとの個別のコストを見積もる
- 超概算見積とは何か?略語及び精度も。 ROM。 プロジェクトの初期に少ない情報によって見積もられるもの-25%から+75%の幅がある
- 確定見積の精度は? -5%から+10%
- 類推コスト見積もりとは何か?別名も。 過去の似たようなプロジェクトの情報と専門家の判断により行われるプロジェクトの初期の見積もり。類似見積もり、アナログ見積もりとも呼ばれる。大雑把に見積もるトップダウン見積もりの の一種。
- パラメトリックコスト見積もりとは何か?別名も 単価を使ったり、比例などの統計計算を使う見積もり。係数モデルまたは係数見積もりなどとも呼ばれる。
- ボトムアップコスト見積もりとは何か? 詳細レベルの単価を元に、 それらを合算積算する見積もり
- 品質コストとは何か? 品質要求に合わせるためのコスト
- アクティビティコスト見積もりとは何か? 必要な資源に基づき個別のアクティビティレベルで 見積もるコスト
- 「予算設定」プロセスとは何をするのか? それぞれのアクティビティやワークパッケージのゴコストを統合して全体予算として調整する
- コスト集約とは何か? 詳細なレベルのコストを合算してハイレベルの全体コストを見積もる
- マネージメント予備とは何か? プロジェクトのベースライン以外の事柄に対する予備予算。プロジェクトマネージャーよりハイレベルのプログラムマネージャーや PMO 裁量の予算であり、必要な場合には上位マネージメントの承認がいる
- コンティンジェンシー予備とは何か? スケジュールやコストのベースラインに含まれるプロジェクトマネージャー裁量の予備のコストや時間
- コストベースラインとは何か? プロジェクト全体やフェーズ全体として時系列に必要金額を累積した計画
- BACとは何か? Budget AT completion プロジェクトが完了したときにトータルでいくら必要か計算した全体予算
- EVとは何か? アンドバリュー。仕事全体に対してどれだけ仕事を完了しているか、当初の予算金額で示したもの。例えば仕事全体のBACが1万ドルの場合、全体のうちの50%の作業が終了していれば、EVは1万ドルの50%5000ドルとなる
- PV とは何か? 現在のスケジュールの時点で当初予定されていた累積コスト
- コントロールコストプロセスは何をするのか? ベースライン通りのコストの使用状況かモニタリングし必要があれば変更要求をする
- ACとは何か? アクチュアルコスト(実コスト)現在の時点で実際に使用したコストの累積金額
- CVとは何か? 判断方法。 コスト差異。 EVーAC。マイナスになる場合はコストが超過している
- CPIとは何か?判断方法。 コスト効率指数。 EV ÷ AC。 0より少ない場合はコストが超過している
- ETC とは何か? 完了まで残りの作業にいくらのコストが必要か再度見直した見積もり
- EAC とは何か? 現時点で最終的にどれだけのコストを使うかBACを再度見直した見積もり。
- ETC の計算方法? ETC = A C + ETC。 残りの作業は当初の予定通りの場合 ETC =BAC-EV。 残りの作業についてこれまでと同じ効率が続く場合 ETC = BAC÷CPI またはETC=(BAC-EV)÷CPI
- TCPI とは何か? 残作業効率指数。(BAC-EV)÷(BAC-AC)
コメント
70番はWBSの作成、ではないでしょうか?