親和図(KJ法)

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親和図(KJ法)

ブレーン・ストーミングの可視化手法のひとつです。

  1. ブレーン・ストーミングでアイデアを抽出します。
  2. 抽出されたアイデアをカテゴリー化します。
  3. それぞれのカテゴリーの因果関係を矢印などで可視化します。

親和図(Affinity diagram)1は、品質管理手法として開発された(新)QC7つ道具と呼ばれるツールのひとつです。
また、プロジェクトマネジメントのグローバル標準であるPMBOK(r)Guideでは、要求引き出し手法のひとつにも挙げられています。

もともと文化人類学者の川喜田二郎(東京工業大学名誉教授)がデータをまとめるために考案した手法で、KJ法2と呼ばれる場合もあります。ただし、考案者が意図した使われ方をしていないとして(株)川喜田研究所が商標登録して普及活動を行っているので、一般的には親和図という言い方をされることが多いです。

☞『発想法 改版 – 創造性開発のために』(中公新書) 新書 – 2017/6/20 川喜田 二郎 (著)
☞『続・発想法―KJ法の展開と応用 』(中公新書 210) 新書 – 1970/2/25 川喜田 二郎 (著)
☞『まんがでわかる 発想法-ひらめきを生む技術』単行本 – 2019/2/20 山田 しぶ (イラスト), 川喜田 二郎 (その他)
「構造シフト発想法」では、親和図を利用して更に創造的なアイデアを抽出する手法を提案しています。当初のグルーピングを敢えてずらす(シフトする)ことにより、既存の思考の枠を超えたアイデアを発想しようとするものです。3
  1. 分類されたアイデアを、当初のグループとは違うグループに移してみる。
    (例;「未来」のグループに属する「衛星画像リアルタイムナビ」を、「アバウト」のグル ープに移すことで「江戸時代の地図ナビ」というアイデアを強制的に発想)
  2. グループを結合してみる。
    (例;「安全・健康」グループと「アバウト」グループを結合して、「気分に合わせて目的地が決まるナビ」を強制的に発想 )
  3. 敢えてグループに属しないアイデアを考えてみる。
    (例;「未来」「安全・健康」「アバウト」のどのグループにも属さない、道を覚えさせ成長さえる「育成型ナビ」を強制的に発想)

  1. Wikipedia(English)Affinity Diagram
  2. ウィキペディア(日本語)KJ法
  3. 親和図と 2 軸図を用いた構造シフト発想法の主観的評価,  今泉友之, 白坂成功, 保井俊之, 前野隆司

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